思春期に膝が痛くなる「成長痛」を経験した人は多いのではないでしょうか。そんな“成長痛”をテーマにした漫画『男子たちの成長痛』(作:コンテくん)がSNSで話題を集めています。
それは作者が高校生だった頃のこと、同級生たちの「最近ヒザ痛いんだよなぁ…」「あ、お前も成長痛きたか〜」といった会話を耳にしました。周囲が成長痛の話で盛り上がるなか、作者は「成長痛とは無縁の人生だった」と回想します。
痛そうにヒザをさする同級生の真似をしてみるものの、自身は身長156cmで成長が止まり、声変わりこそしたものの喉仏もほとんど出ていなかったそうです。成長痛を味わえなかったことについて作者は「皆が味わっているイベントに参加できてないのは損してる気がして…」と語っています。
そんな作者の友人・加地くんは、喉仏もしっかり出ており、身長183cmという大柄な体格。そこで作者は、加地くんに成長痛について話を聞いてみると「俺の場合昔からデカかったから伸び代が無くて成長痛すぐ終わったし」と語ります。
そこで作者が「ちなみに何でそんなに大きくなったの?」と尋ねると、加地くんは自身の食生活について説明します。
その内容は、朝昼晩の食事だけでなく、2限目終わりに食べる総菜パンや、昼食後にさらに食堂で食べるそば、部活前に食べるカップ麺とおむすび、放課後に食べる牛丼、さらに夜食としてカップ麺を加えた1日8食というものです。あまりの食事量に作者は静かに衝撃を受け、「そりゃデカくなるわな」と納得したのでした。
お茶碗一杯のご飯で満腹になるほどの小食である作者は、「成長痛は来世に期待することにした」と締めくくっています。
読者からは「成長痛なんて味わったことなかったな」や「加地くん…食べ過ぎだよ」「若い時は腹が減るのよね」など、成長痛だけでなく男子高校生の食事量について衝撃を受けたという声が多くあがっていました。そんな同作について作者のコンテくんに話を聞きました。
反響が大きかったので改めて加地くんの食事量って凄かったんだなと再認識できました
―同作を描くきっかけがありましたら教えてください。
『男子校の生態』第1巻に収録しているエピソードなんですが、描きはじめたばかりのころだったので、登場人物の印象的なエピソードを描かなければいけないと思っていたときでした。そこで実際に加地くんにLINEしてみたところ「俺たちの対照的なところって身長と食事量だよね」ってなりまして、当時のご飯のエピソードを掘り起こした感じですね。
―コメント欄では加地くんの食事量に驚く声が多く見られました。こうした反響について、どのように感じていらっしゃいますか。
僕の漫画は息子さんがいる母親さんの感想がよく来るので、そういう意味でもリアルな食事量の提示は意義があると思ったので、当時の食事を改めて加地くんにLINEして確認しました。反響が大きかったので改めて加地くんの食事量って凄かったんだなと再認識できましたね(笑)
―同作のような日常の1コマを選ぶ際に大切にしていることはありますか。
単行本を作成するにあたって毎回コンセプトを決めてて、それに準じたエピソードを意識してチョイスしています。第1巻は「自分の思い出」だったので、「成長痛」のエピソードを選んだ感じですね。
それ以降は第2巻は「母校ならではの行事を描く」、第3巻は「情熱大陸的に男子校生にフォーカス」、第4巻は「人との距離感(先生・保護者・先輩後輩・女子)」と言った感じに単行本制作当初になんとなくコンセプトを決めて、ネタを選んでる感じですね。
本業であるCMプランナーの仕事が活かされてると思います。
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