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どちらを買うのが正解?中古CX-8(KG系)VS 新車ZR-V(RZ系)燃費性能、装備、リセールバリューなど人気SUVを徹底比較

村田 創(norico by ガリバー) 村田 創(norico by ガリバー)

主力のパワートレインで比較すると燃費はハイブリッドのZR-V(RZ系)が優勢

▽1.燃費性能

・CX-8(KG系)の評価は4.0
・ZR-V(RZ系)の評価は4.5

【CX-8(KG系)の燃費(WLTCモード)】
・2.5L直4DOHCエンジン:12.4km/L(2WD)、12.2km/L(4WD)
・2.5L直4DOHCターボエンジン:12.0km/L(2WD)、11.6km/L(4WD)
・2.2L直4ディーゼルターボエンジン:15.8km/L(2WD)、15.4km/L(4WD)

【ZR-V(RZ系)の燃費(WLTCモード)】
・1.5L直4ガソリンターボエンジン:14.5~14.6km/L(2WD)、13.9km/L(4WD)
・2.0L直4ハイブリッド車:22.0~22.1km/L(2WD)、21.5~21.7km/L(4WD)

ボディサイズが1クラス以上小さく、車両重量も軽いZR-Vのほうが、いずれのパワートレインにおいてもCX-8を上回る燃費性能となった。これは車格や重量差を考えれば、当然の結果といえる。

注目すべきは、CX-8で人気の2.2Lディーゼルターボと、ZR-Vの2.0Lハイブリッド(e:HEV)との燃費差だ。2WDモデル同士で比較すると、その差は約6.2km/Lと大きい。カタログ燃費の数値だけで見れば、ZR-Vの圧勝といえるだろう。

しかし、CX-8の2.2Lディーゼルターボは燃料に軽油を使用する。2026年2月時点では、軽油が140円/L、レギュラーガソリンが152円/Lと、軽油のほうが約12円/L安価だ。

カタログ燃費値をもとに1000km走行した場合の燃料費を試算すると、CX-8は約8861円、ZR-Vは約6909円となる。燃費性能ではZR-Vが優位だが、燃料単価が安い軽油を使用することで、実際の燃料費差は数値ほど大きくはないことが分かる。

過去にはレギュラーガソリンと軽油の価格差が約20円/L前後まで拡大した時期もあった。今後この価格差がさらに広がれば、ディーゼル車のランニングコストはより有利になる可能性がある。

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両車共に充実装備の豪華仕様

▽2.価格比較

・CX-8(KG系)の評価は4.0
・ZR-V(RZ系)の評価は4.0
※中古車相場は、2025年9月調べ

CX-8の中古車相場とZR-Vの新車価格を比較した。

・ホンダZR-V e:HEV Z 2WD 新車価格:423万5000円
・マツダCX-8 XDスポーツアピアランス 2WD中古車相場: 2023年式370万円~400万円

CX-8は2017年から2023年まで販売されたモデルで、現在は中古車のみでの流通となる。中古車市場では、全年式を通じて2.2L直列4気筒ディーゼルターボを搭載した「XD系」グレードが中心だ。2022年の大幅改良後モデルもXD系を軸に流通量が豊富で、グレード構成に大きな偏りがなく選択肢が充実している点が特徴といえる。

一方、ZR-Vの人気グレードは、車両本体価格423万5,000円のe:HEV Z 2WD。この価格帯で比較すると、CX-8最終年式のXDスポーツアピアランス(6人乗り・2WD)の中古車中心価格帯は約370万~400万円となり、十分にターゲットとなる。予算面ではCX-8のほうがやや余裕を持ちやすい。

CX-8は毎年のように改良を重ね進化してきたモデルであり、年式によって装備や性能に若干の差がある。ただし、2022年の大幅改良後モデルであれば最終型ということもあり、安全装備や走行性能は熟成されており、満足度は高い水準にある。

人気グレードであるXDスポーツアピアランスは、シート表皮にスムースレザーを採用。運転席&助手席パワーシート、シートヒーター&ベンチレーション機能、10.25インチセンターディスプレイを標準装備する。さらに、キーを携帯していれば足元操作で開閉できるハンズフリー機能付きパワーリフトゲートも標準装備だ。ただし、BOSEサウンドシステムはオプション設定となる。

対するZR-Vの上級グレードであるe:HEV Z 2WDは、Honda CONNECTディスプレイ+ETC2.0車載器(ナビ連動)をはじめ、12スピーカーのBOSEプレミアムサウンドシステム、運転席&助手席パワーシートを標準装備。さらに、シートヒーターは前席に加え後席左右にも備わる。本革シート、ワイヤレス充電器、予約クローズ機能付きパワーテールゲートなども標準装備されている。

両車とも最上級グレードということもあり、装備は非常に充実している。CX-8で注目したいのはシートベンチレーション機能だ。特に夏場は快適性を大きく高める装備で、ZR-Vには設定がない点は差別化ポイントとなる。

一方、ZR-VはBOSEサウンドシステムが標準装備される点が魅力だ。CX-8でBOSEにこだわる場合は、オプション装着車を慎重に探す必要がある。

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マイナーチェンジも近いZR-Vは新車値引きに期待大!

▽3.購入時の値引き術

・CX-8(KG系)の評価は3.0
・ZR-V(RZ系)の評価は4.0

ZR-Vは2023年4月にデビューし、すでに約3年が経過している。そろそろマイナーチェンジのタイミングを迎える可能性もあり、新車値引きの“ガード”はやや緩んできている。

商談を丁寧に進めれば、値引き額は25万円前後を引き出せるケースもあるだろう。CX-5やフォレスターなど、ZR-Vと価格帯が近いライバル車としっかり競合させることが、値引きを拡大させるポイントだ。相見積もりを取り、比較検討している姿勢を示すことで、より好条件を引き出しやすくなる。

一方、CX-8は中古車での購入となるため、基本的に値引きはほぼゼロと考えておきたい。中古車は総額表示が原則で、価格競争も激しいため利益幅は大きくない。そのため、大幅値引きを提示された場合は「なぜ安いのか」を冷静に確認する必要がある。修復歴の有無や保証内容、諸費用の内訳などを慎重にチェックしたい。

そして注意したいのが下取り車の扱いだ。必ず買取専門店などで事前査定を受け、愛車の相場を把握しておくことを強くおすすめする。そのうえで、ディーラー下取り額と比較し、最も条件の良い方法で売却すればよい。下取り価格次第では、実質的な“値引き効果”が大きく変わることもある。

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