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「海外にいることを忘れる」田畑や民家、遠くの山並み…田舎は日本そっくり 歩いた人「岡山、広島、山口あたりの景色と似てる」

中将 タカノリ 中将 タカノリ

日韓農村風景に見られる共通性が、SNS上で大きな注目を集めている。

「韓国の田舎道。海外にいることを忘れるくらい日本の景色と瓜二つな時がある」

とその模様を紹介したのは、ニシダさん(@sampit_izmir)。

田畑や道路、民家やその背景に見える山々まで…文化的にも歴史的にも盛んな交流があったからだろうか。時おり写るハングルがなければ、日本のものかと勘違いしてしまいそうな写真たちだ。

ニシダさんにお話を聞いた。

――今回、韓国の農村を訪れた経緯をお聞かせください。

ニシダ:私が歩いて旅をするようになったのは5年前、ちょうどコロナ禍のタイミングでした。ソーシャルディスタンスと呼び掛けられていた日々の中、どうしても旅したかったので、感染リスクがなさそうな「歩く」という手段を選んでみました。

東京から旧東海道を京都まで歩き、まだ飽き足らず、京都から旧山陽道を歩いて下関まで行きました。それでもまだ歩き足らず…。そんな折に下関から釜山までフェリーがあることを知り、釜山からソウルまで歩くことを思いつきました。

ただ、普段は会社勤めで、長期間旅することができません。なのでRPGゲームのように少しずつ旅を進めています。前回たどり着いた町まで行き、そこから歩き始め、また一度自宅に戻って、また次の旅では前回ゴールした町から歩き始めて…と、数珠繋ぎに旅をしています。

今回は4度目の韓国歩き旅で、釜山から100キロほど西にある晋州(チンジュ)という街からスタートし、北上して山清(サンチョン)という街まで約40キロを歩きました。これまで歩いてきた場所よりいっそうのどかで、投稿したような景色の中を延々と歩いていました。

――韓国の農村をご覧になったご感想を、あらためてお聞かせください。

ニシダ:韓国の町は、日本以上に高層アパートが立ち並んでいたり、ハングルの看板がたくさんあったりする印象で、これまではどちらかというと日本との違いを感じていました。

ただ今回は本格的な田舎道になり、アパートや看板が皆無で、違いを感じさせるものがほとんどありませんでした。田植えされたばかりの田んぼ、小さな集落、電線の続く一本道、そして遠くに見える山並み…どれも日本とそっくりだなと感じました。

驚いたというよりは、韓国にいることをふと忘れてしまうという感覚でした。特に、岡山、広島、山口あたりを歩いていたときの景色と似ていると感じました。

――農村以外にも、韓国と日本で共通性を感じるものは?

ニシダ:歩き旅ならではの気づきでいえば、どんな小さな町でもダイソーがあることです。日本よりあるかもしれません。

あとハングルを読めるようになって気づいたのですが、うどん、おでん、チャンポンと読み方が一緒でかつ、日本と同じメニューを食堂で見かけます。

――投稿に大きな反響がありました。

ニシダ:自分の投稿を元に、日韓両国の人がほのぼの盛り上がっていて、うれしいかぎりでした。「××の場所に似てる」とか、「でも韓国には杉の植林がないという違いがある!」とか、いろんな考察がありました。

   ◇   ◇

SNSユーザーからは

「『おばあちゃんの家』という韓国映画の超名作があるんですが、風景まんまトトロです」
「ツアーで釜山から慶州に移動したときの景色が、ほんと日本の田舎みたいだなあと思いました」
「去年、四国遍路道を歩きながら、日本の本当に田舎道を体験してみたんだけど、韓国と違う点は、大型のドラッグストアが妙に多いのと、田舎道なのに通る車が多いってくらいで、景色は似てた記憶があるよ」※韓国人からのコメント

など、数々の共感の声が寄せられた今回の投稿。

ニシダさんは、韓国歩き旅の模様をYouTubeチャンネル「歩く魚」で紹介。またブログ「旅の記憶」では、韓国歩き旅の元になった東海道歩き旅についても紹介している。ご興味ある方は、ぜひチェックしていただきたい。

【ニシダさん関連情報】
▽Xアカウント
https://x.com/sampit_izmir
▽YouTubeチャンネル「歩く魚」
https://www.youtube.com/@arukusakana
▽ブログ「旅の記憶」
https://sampit.hatenablog.com/entry/2022/02/08/223923

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