子どもの頃、どんな夢を描いていましたか。令和の小中学生はいま、どんな職業に憧れているのでしょうか。
ニフティ株式会社が運営する「ニフティキッズ」が発表した、なりたい職業に関するアンケート調査によると、なりたい職業1位は小学生は「イラストレーター」、中学生は「ミュージシャン・音楽家」でした。一方、10年後になくなりそうな仕事には「翻訳家」「電車・バスの運転手」が挙げられました。AIやロボットによる代用可能とみなされているようです。
調査は、小中学生を対象に2025年12月にインターネットで実施されました。
最初に「なりたい職業は?」と聞いたところ、小学生は「ある」が95.2%、「ない」は4.6%でした。中学生は「ある」は89.2%、「ない」は10.7%でした。
どんな職業になりたいか尋ねたところ、小学生に最も人気は「イラストレーター」(7.5%)でした。上位には「Vtuber」(5.4%)や「アイドル」(4.8%)が挙げられました。中学生に最も人気の職業は「ミュージシャン・音楽家」(6.8%)で、次いで「学校の先生」(5.9%)、「VTuber」(5.2%)、「イラストレーター」(4.9%)でした。「保育園・幼稚園の先生」(4.7%)など小学生と比べて教育関係の仕事も支持されました。
理由やきっかけについては、小学生は「好きなことだから」(63.4%)が最も多く、次に「目標にしている人がいるから」(36.6%)でした。「自分に向いてると思うから」(35.5%)と答える人もいました。中学生は「好きなことだから」(63.2%)に続き、「自分に向いてると思うから」(36.2%)、「人の役に立ちたいから」(31.4%)でした。
「目標にしている人がいるから」と回答した人に具体例を尋ねたところ、以下のような回答がありました。
・HANAのメンバー!アイドル目指す!
・1人の時にいつも話してかけてくれる先生
・医療作品『コウノドリ』の助産師さんたち
・旅行に行った時に見たキャビンアテンダント
・東大生で司法試験に一発で受かった従兄
この他にも、家族や親戚、学校、病院、習い事など、身近な場所で出会う大人を目標にしている意見が寄せられました。特に「優しく接してもらえた」「親身になってくれた」などの経験から、相手の職業へ憧れる気持ちが生まれやすいようです。
また「旅行中に会ったCA」や「動物園の飼育員」をはじめ、働いてる姿に憧れるケースや、マンガやアニメの登場人物、芸能人、作家、配信者などが挙げられました。
次に「なくなってしまうと思う職業はどれ?」と尋ねると「あると思う」は74.1%、「ないと思う」は25.9%でした。
1位が「翻訳家」(54.4%)、2位が「電車・バスの運転手」(35.4%)、3位は「アナウンサー・テレビキャスター」(16.0%)でした。一方、「芸能人」(0.6%)や「スポーツ選手」(0.2%)などAIにはできないと考えられる仕事が下位となりました。
「仕事とは、どんなものだと思う?」と尋ねたところ、最も支持を集めたのは「人の役に立つこと」(41.7%)でした。次に「お金を稼ぐこと」(23.5%)「自分の好きなことをすること」(15.0%)でした。
その他の意見には、「人生を豊かにすること」「大変だけどやりがいを感じられる素晴らしいもの」など仕事にポジティブな印象を抱いていました。一方、仕事を「生きていくための命綱」「税金を納めるためにやらなければいけないこと」と、現実的に捉える意見もありました。
【出典】ニフティキッズ/「なりたい職業」に関するアンケート調査
https://kids.nifty.com/parent/research/work_20260201/