「子どもがこだわりの服で登園するといって聞かない」SNS投稿に広がる共感 そんな時どうすれば?…保育園園長からのアドバイス

長澤 芳子 長澤 芳子

保育園に子どもを登園させる時、「親が選んだ服を嫌がって着ようとしない」や「お出かけ用のちょっといい服で行こうとする」など、子どものファッションへのこだわりで困るパパ・ママは少なくないでしょう。そんな子どものこだわりを感じるX(旧Twitter)への投稿が話題になったこともありました。なにかよい対処法はあるのでしょうか。

話題になっていたのは、鮫の着ぐるみを着て車に乗り込む小さな子どもの画像とともに、「今日は鮫で登園すると言ってきかない息子」とコメントされた投稿です。鮫の着ぐるみを着てスニーカーを履いた子どもの姿が可愛らしく、20万件以上の「いいね」が付くなど、大反響を呼びました。

その一方で、「(この鮫コーデは)母は困るやつ」「親からしたら…お察しします」と、子どもがコーデを選び譲らない様子に困ったであろう親の苦労を労う声もあがっていました。

実際、保育園に通う子どもを持つ母親たちに「子どもの服のこだわり」について聞くと、以下のような意見がありました。

▽Hさん(4歳の息子のママ)

「新しい服を買うと、すごく気に入ってしまってそれしか着てくれません。保育園へ毎日同じ服を着ていくので、この服しか持ってないの?洗濯してる?と思われそうで気まずいです。本人が飽きるまでこの気まずさに耐えながら待っています」

▽Sさん(3歳の娘のママ)

「お気に入りの長靴があって、晴れていても長靴を履いて行きたがります。動きにくいので園からもスニーカーなどを履かせてくださいと相談されているので、どうにか他の靴も気に入ってもらえるように、スニーカーを履いている姿を褒めちぎっています」

▽Yさん(3歳の娘のママ)

「鬼滅の刃が大好きで、イラスト入りトップスをずっと着ているのです。あまりに長く着ていたので、サイズアウトしてしまったのですが絶対に着ていくと言って、片付けさせてくれません。丈が短くなっているので、ヘソ出しで登園しています」

   ◇   ◇

このように、子どもが気に入った服に執着し困り果てる保護者は多いようです。では保育園は親が困ってしまうような服装で登園する子どもに、どのような対応をしているのでしょうか。関西地方にある某保育園の園長さんに、子どもの服のこだわりや対処法について聞いてみました。

着替える服を用意してくれれば…

「お洋服にこだわりを持った子どもは多いですね。例えば着替えるのが嫌で、パジャマで登園する子もいます。保育園としましては、園での生活に不便な服でなければ問題ないので、その子の好きな服を着せてあげればいいかなと思います。

また、動きにくい服装で登園してきた子どもには、あらかじめ保護者さんに準備してもらっている替えのお洋服に着替えてもらっています。お着替えは嫌がる子もいますが、多くの子は意外とすんなり応じてくれています。理由は、親御さんと離れて気持ちが切り替わったり、お友達に自慢のお洋服を見せて満足したりとさまざまです。

また、お着替えを嫌がる子には、かわいいお洋服汚れちゃうからお着替えしようかと声をかけると素直に受け入れてくれます。

朝の時間はお忙しいと思うので、着替える服を用意しておいてもらえれば保育園で対応できます。お母さんやお父さんも無理せず、子どもの気持ちも尊重してあげてほしいです」

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