子供のイヤイヤ期、付き合う親もしんどいですよね。そこで、こんなアイデアはいかがでしょうか。
「イヤイヤ期レベルアップしたのでイヤイヤ期届更新して貰いました。これ以上更新するのは辞めて頂きたい」
エディ1yさん(@Eddy8133)がXに投稿した「イヤイヤ期届」なる謎書類。「私はこれから反抗的態度を取ることを届け出ます」という文言の下に、1歳10カ月の息子さんの力強い手形が燦然と輝いています。
この投稿には「うちの1歳児も提出してもらわねば」「こうやって少しでも楽しみに変えるアイデアが素晴らしいな」といったコメントが相次ぎ、いいねは8.1万件にもなりました。
エディ1yさんに聞きました。
—最初のイヤイヤ期はどんな感じで始まり、どんな思いで子育てと向き合っていましたか。
「最初に感じたのは1歳を過ぎた頃で、自我が芽生えて『これは食べない!』など自分の意思で特定の事を嫌がり始めた時です。魔の2歳と言われる時期に差し掛かり、イヤイヤ期もレベルアップした今から思えば可愛すぎて、もはやイヤイヤ期じゃなかったかな…?と思ったりしますが、最初はびっくりしました。ふにゃふにゃの可愛いだけの赤ちゃんが『イヤ!!!』だなんて!成長してるんだなあ、と。公園で大の字になって寝転がってるのを笑いながら見つめていました。絵に描いたようなイヤイヤ期過ぎて。もちろん余裕のある時だけですが」
—「イヤイヤ期届」のアイデアはどうやって生まれたのでしょうか。
「以前どこかで『反抗期届』を見たことがあって、息子さんが○日から○日までって自分で書いててすごく可愛かったのを覚えていたんです。そしていざ自分の子がイヤイヤ期になった時に『このしんどさをなんとかして笑いに変えたい』と思い、反抗期届を思い出して閃きました」
—「イヤイヤ期届」を作ったことで、親として何か変化はありましたか。
「普段は見えるとこに貼ってあるので、イヤイヤされてムキーッてなってる時に目に入って『まあでもイヤイヤ期届、受理してもたしなあ…』ってたまに思えます。たまに」
—「イヤイヤ期」のレベルアップ、どんなところで実感しましたか。
「ご飯を食べたくなくて泣いて、抱っこしてたら子どもの涙で私の服が濡れ、その涙染みを見て『イヤーーー!』と更に激しく泣き始めた時です。あまりにも理不尽で理不尽で。流石に笑いました」
—大きな反響もありましたが、子育ては今後どんな感じで?
「沢山の人に『イヤイヤ期を楽しんでるお母さん』と言って貰えてすっごい自信になりました!この場を借りてありがとうございます。幼稚園まで自宅保育予定なので、これからもイヤイヤ期2歳児とタイマン張ります!エンジョイ自宅保育おかんとして頑張りまーーーす!」
3870gで生まれた“ビッグボーイ”な息子さん。ベビースイミングに通っているのですが、1歳年上のおともだちよりも大きくて、その分、イヤイヤもパワフルなんだそう。好きな物は車で、食べることも大好きで、口癖は「パン、ブーブー、ママ」です。
「最近面白かったことは、よく果物をくれる近所のおばちゃんがいるんですが、そのおばちゃんを見ると『ちょうだい』って手を出しながら近づいて行くようになったことです」と、エディ1yさん。イヤイヤ期が終わる頃には、また文字通りの意味で一回りも二回りも大きくなっていることでしょう。