「子鉄育児に鉄道会社で買った中古の吊革効きすぎてびびっとる。。これ見せて『お風呂行き〜』『保育園行き〜』って言うだけでテコでも動かない息子がそそくさと動き出す…」
イヤイヤ期まっさかりの2歳児を育てるママの育児アイデアが反響をよんでいます。鉄道好きの2歳の息子さんを育てる、投稿者のもぬ2y(@ciao_illus、以下もぬ)さんに詳しい話を聞きました。
コメントとともに投稿されたのは1枚の写真。中央には、使用感のある吊革が写っています。茶色のストラップ部分を大人の手が持ち、白い握り部分をぷっくり愛らしい子どもの手がぎゅっと握っています。
どうやらこの吊革で、鉄道好きの子どもを次の行動に促しているわけですね!
なかなか言うことをきいてくれないイヤイヤ期の子どもを、吊革を使って次の行動に誘うアイデアに、16.1万ものいいねがつきました。ツイ民からは称賛の声が多数上がっています。
「アイディア凄いです〜!親にもお子さんにもwin-winですね!しかもちょっと楽しそう🚃✨吊革が購入出来ることにも驚きました😳😳」
「イヤイヤ期の子鉄に最高の商品ダァ………」
「喉から手が出るほどほしいです」
「なにこれ可愛い!!!!やりたい!産んだら絶対やりたい!!!!」
「これは本当にアイディア大賞ですね!✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨」
「ちょっと買いに行ってきます。」
リプライには「自分も真似したい!」の声が続出!
また、「うちの子もやってました!」「私はリュックの横から生えていました」と経験者の声も。さらに「カバンに付けておくと両手がふさがっていても使えるので便利ですよ~(基本はつり革側を持っていたほうが良いですが💦)」や「これ車の中の扉上の手すりに付けると、喜んでチャイルドシート乗ってくれますよ」と次なるアイデアも飛び出しました。
子鉄育児に吊革を取り入れた、投稿者のもぬさんに詳しい話をうかがいました。
さっきまでイヤイヤしてたのに…!
――この吊革を手に入れられた経緯を教えてください。
「鉄道好きの息子のために鉄道公式グッズを物色しにイベントに行った際、別の鉄道会社さんのブースで見つけました。鉄道グッズの横におもむろにこの吊革が置いてあり、しかも300円という破格な値段だったので、面白くて息子も喜ぶかも?と思い衝動買いしてしまいました」
――この吊革を育児に取り入れたきっかけを教えてください。
「元々お風呂に行かせるためにあの手この手で声掛けをしており、電車ごっこもいつも試す誘い方でした。あんまり電車ごっこにノッてきてくれない息子なので、試しに吊革との合わせ技だとどうだろう!?と思いつき、試してみました」
――初回時の息子さんの反応はいかがでしたか?
「さっきまでイヤイヤしてたのに、いきなりノッてきたのであまりのギャップに笑ってしまいました(笑)。息子は、お風呂も保育園も好きなのですが、どうしても遊びからの切り替えが難しく毎回手こずっていたので「本物の威力はすごい!」とその効果に驚きました」
――現在も吊革効果は健在ですか?
「それが…残念ながらそろそろ怪しいです(笑)。息子は絶対すぐ飽きるので、乱用しないようにはしてたんですが…。今は少し間を空けて、忘れた頃にまた使おうかと思ってます」
――なるほど(笑)。子どもってすぐ飽きますもんね。そのほか育児に取り入れているアイテムはありますか?
「お風呂に誘うために、鉄道のおもちゃが出てくるバスボムをよく使っています。そのほか、保育園や外出を渋った時は、電車や鉄道など息子が好きなものが描かれた靴下を見せて『これ履こうよ〜』と誘うことが多いです」
――息子さんはどのような性格ですか?
「内弁慶で慎重な子です。鉄道がとても好きで、よく電車のアナウンスを再現してます」
もうすぐ3歳になる息子さんのイヤイヤ期はまだまだ継続中だそう。「最近は言葉で自分の意思を上手に表現できるようになってきたので、イヤイヤの質が変わってきたように感じます」ともぬさん。
好きなものに夢中になると一直線だという息子さんの「良いところがそのまま伸びて欲しい」ともぬさんは願います。「小さな子どもとはいえ、一人の人間として彼の意思を尊重しながら子育てしたいなと思ってます」と教えてくれました。
もぬさんはTwitterやInstagramで、育児漫画を投稿しています。
あっという間に過ぎ去ってしまう子どもの成長を切り取った漫画は、心がじんわり温まる素敵な作品ばかりです。
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