【中国】ペットボトルのお茶を飲んだら「罰金です」地下鉄ルールが激変「10年前はカップ麺食べてたのに」

中将 タカノリ 中将 タカノリ

ーー日中の車内ルールの違いについて。

おかざきくん:昔の中国の地下鉄は、車内でカップ麺を食べている猛者もいて度肝を抜かれたものですが、最近では飲食のほかにも地下鉄車内での携帯電話の通話も禁止され、「通話はひかえるよう」と要請するだけの日本より厳しいかもしれませんね。罰金徴収員が巡回しているのには驚きました。

ーー中国の交通機関をめぐるエピソードは他にも?

おかざきくん:同じく南京でバスに乗るとき、前乗り先払いなので運賃一律2元を5元紙幣で支払おうとしたら、「お釣りはない」と言われ、じゃあどうするのかと聞いたら「くずしてくれる人を探せ」と。「マジかよ」と思いましたが、仕方がないので、半ばヤケクソで「1元硬貨5枚持ってませんかあ」と、野球場のビール売りみたいに繰り返し叫びながら車内を歩き回っていたら、ロングの黒髪でサングラスをかけたスリムなお姉さんが、黙って交通カードで私の分を払ってくれました。カッコよかったです。

ーー投稿への反響について。

おかざきくん:こんなに反響があるとは思いませんでしたが、最近の日本では「いついかなる時も水分補給はするべき」みたいな風潮があるからか、「車内でお茶を飲むのが禁止されている」ことを意外に感じる人が多かったのでしょうか。私も驚きましたが。「中国の電車は汚いイメージあったのに意外」といった感想も多かったようですけど、実際中国の街は十年以上前と比べて、革命的にキレイになったと思います。

◇ ◇

外国で生活していると、悪気なく、知らず知らずのうちに「やらかし」てしまうのはよくあること。おかざきくんさんも特定技能登録支援機関の講師として、来日した外国人に「山に設置した罠でイノシシをとってきてアパートで捌いてSNSで注文を受け付けたり飲食店に売ると、鳥獣保護管理法、食品衛生管理法、入管法と、いろんな法律に違反して警察に捕まるので、とにかく他人に売らないでください」、「罠を使ってイノシシをとるなら、狩猟免許をとって決められた場所、時季にやってください」などと説明することがあるそうだ。

おかざきくんさん関連情報
行政書士。外国人の在留資格、特定技能外国人への支援だけでなく、有料職業紹介会社「からさき国際人材エージェント株式会社」の取締役という顔も。外国人材の募集や手続き業務募集中。
Xアカウント:https://twitter.com/ayayasu
からさき国際人材エージェント株式会社:https://karasaki-agent.com/

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