1990年代のピーク以降、日本のゴルフ人口が大きく減少しているといいます。ワイム総合企画株式会社（東京都新宿区）が、モニター提供元の『ゼネラルリサーチ』と共同で実施した「平成生まれのゴルフに対する意識」に関する調査によると、平成生まれの人の約7割が「ゴルフ未経験」であることが分かりました。また、ゴルフをしたことがない理由としては、「費用が高い」が最も多くなったそうです。
調査は、平成生まれの全国の男女1005人を対象として、2023年10月にインターネットで実施されました。
調査によると、「今までにゴルフをしたことはない」と答えた人は68.0%。一方、「練習場（打ちっぱなし）だけならある」は15.1%、「ラウンドしたことがある」は11.1%、「シミュレーションゴルフだけならある」は5.8%という結果になりました。
ちなみに、「ゴルフをしたことがない」と答えた人の7割弱が「ゴルフに興味がない」と答えています。
また、「「今までゴルフをしたことがない理由」を複数回答で答えてもらったところ、「費用が高い」（45.0%）、「道具を揃えるのが大変」（39.2%）、「一緒にラウンドを楽しめる友人・知人がいない」（32.8%）といった回答が上位に並びました。
回答者からは、「やろうと思うと値段が高いし朝が早い」（10代女性）、「ゴルフができる場所が近くにない」（10代女性）、「周りにゴルフをやる人がいない」（20代女性）といった意見が寄せられました。
他方、ゴルフをしたことがあるものの、ラウンド経験がない人にその理由を複数回答可で答えてもらったところ、こちらも「費用が高い」（46.7%）が最多に。以下、「一緒にラウンドを楽しめる友人・知人がいない」（34.3%）、「ゴルフ場まで遠い」（30.5%）などが挙げられました。
また、ゴルフをした事があると回答した人に「ゴルフの取り組み方」について聞いたところ、「人との付き合い（仕事、交友関係など）程度でしている」（40.7％）、「趣味程度でしている」（36.0%）などに回答が集まりました。
ちなみに、「ゴルフを始める時はラウンドすることを目標にしていましたか」という質問には、約6割が「いいえ」（60.6%）と回答し、ラウンドを目標にゴルフを始めた方はあまり多くないことが明らかになりました。
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【出典】
▽ワイム総合企画株式会社
https://waim-group.co.jp/share/index.html
