最後に、「働く上で飲みニケーションは必要だと思いますか」と全回答者に聞いたところ、「必要だと思う」(かなりそう思う11.3%・ややそう思う39.6%)と答えた人は50.9%、一方、「必要ではない」(まったくそう思わない18.7%・あまりそう思わない30.4%)と答えた人は49.1%と、ほぼ半々の結果になり、それぞれの回答について、以下のようなコメントが集まったそうです。
【飲みニケーションは必要】
▽仕事中では話しにくいこともフラットに話すことができる(20代女性)
▽他部署・他職種の事情などが知れる(40代男性)
▽チームワークに良い影響がある(40代女性)
▽仕事と関係ない話など、いろいろ話すことで人柄が分かる(30代男性)
▽仕事以外の話をすることで上司や同僚への理解が深まり接しやすくなる(30代女性)
▽リモートワークなどにより普段の職場では会いにくい人とも直接コミュニケーションがとれる(40代女性)
▽業務外で気軽に話せる関係を作っておくことで、業務中もちょっとしたことで話しかけやすくなる(30代男性)
【飲みニケーションは不要】
▽出費が増えるし、貴重な自分の時間がなくなる(30代男性)
▽仕事の話や仕事上の人間関係構築は就業時間中にすればいい(20代女性)
▽職場の人間と仕事以外で関わりたくない(20代男性)
▽お金にならない残業だと感じるから。手当がつくならウエルカム(30代女性)
▽お酒が入るとセクハラ、パラハラ発言が増えるから(30代女性)
▽不参加者の悪口などが出ることが多い(40代女性)
▽アルコールが苦手で、ノリについていけない(30代男性)
▽お酒を飲まないとできないコミュニケーションなど不要(40代男性)
◇ ◇
調査を実施した同社は、「忘年会に限らず職場の飲み会頻度は減少傾向にあり、ビジネスパーソンの飲み会離れが進んでいることも明らかになっています」とした上で、「企業はこうした現状を踏まえ、お酒の力に頼らなくても社員がフランクに交流できる場やコミュニケーションを深められる方法をより積極的に模索していく必要があるのかもしれません」と述べています。