あおり運転に遭った時の対処法
あおり運転に遭ったら、それぞれの状況ごとに以下のように対応しましょう。どの場合にも、決して高速道路上でクルマを停めたり、クルマから降りたりしてはいけません。身の危険を感じたら、ためらわずに110番をしてください。
▽割り込みをされた
割り込みをされたら、ゆっくりと減速をして車間距離を保つようにしましょう。その後で特に何もされなければ、単に「マナーが守れない人」「運転が苦手な人」でしょうから、気にしなくてよいでしょう。
急な割り込みをされた時など「イラっ」とすることもあるでしょうが、車間距離を詰めてはいけません。相手を挑発してしまう可能性があるだけでなく、自分があおり運転をする側にもなってしまいます。
▽急ブレーキを踏まれた
もし前を走るクルマが、必要もなく急ブレーキを踏んでくる場合には「嫌がらせ」目的だと考えていいでしょう。
そういう場合には、できるだけ早くそのクルマから離れるのが得策です。
一般道を走っているのであれば、どこかで曲がってそのクルマから離れるか、あるいは人目があるところで一時停車すると良いでしょう。停車する前には、ドアの鍵がかかっていることを確認してください。
高速道路を走っている時は、次のサービスエリアやパーキングエリアに入ってやり過ごしましょう。もしサービスエリアやパーキングエリアを出たところで待ち構えていた時は、すぐに警察に通報してください。
▽追いかけ回された
追いかけ回された場合など、後ろを走るクルマからのあおり運転をされた場合はすぐに通報しましょう。サービスエリアに入るなど「何とかやり過ごそう」と思っても、付いてきてしまう可能性があるからです。
止まらないのが基本ですが、信号のように「止まらざるを得ない」場所ではドアに鍵をかけてください。人目があるところを目指し、可能なら警察署や交番に向かうと良いでしょう。
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【監修】中古車のガリバーが運営・クルマのギモンにこたえるサイト「norico」編集長・村田創
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