1歳児の飛行機デビュー、母のあいさつに両隣の乗客が舌打ち 「着陸前にうんちが漏れた」「テーブルを出したり閉じたりして前の人に迷惑かけた」の悲劇も

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家族でのおでかけで気になる、子どもの飛行機デビュー。

「機内でぐずって迷惑を掛けたらどうしよう」「子どもは気圧の変化で耳が痛くなって、ギャン泣きするらしい」など、心配な面がありますね。

飛行機デビューで親が気を付けたいことを、子育てウェブメディア「ココハレ」でリサーチしました。お父さん、お母さんイチ押しの機内で役に立ったグッズや工夫を紹介します。

飛行機デビュー・最多は「生後6カ月~1歳未満」

リサーチはココハレLINE公式アカウントで8月29日~9月1日に実施。190人から回答がありました。

第1子が飛行機デビューをしたと答えた人が70.5%、まだという人が29.5%でした。

デビューの年齢は「生後6カ月~1歳未満」「2歳」「生後1カ月~6カ月未満」の順に多く、2歳までの合計が8割近くとなりました。

機内では「ぐずる」「動く」「テーブルを出したり閉じたり」

機内での様子も聞きました。

・場所見知りをして泣いた。客室乗務員さんがいろいろとあやしてくれましたが、効果がなく、申し訳なかった(29歳お母さん、生後6カ月未満~1歳デビュー)
・隣の人に迷惑を掛けまくった。足をパタパタして当たる、手を伸ばして絡みにいく、喃語で話し掛けるなど(35歳お母さん、生後6カ月未満~1歳デビュー)
・膝抱っこで座ると窮屈で、隣の方との距離も気になった(39歳お母さん、1歳デビュー)
・トイレはできるようになっていたのですが、前もって行くのをすごく嫌がるので行けず、着陸寸前で「トイレいくーーー!!!」と叫び続けました(31歳お母さん、2歳デビュー)
・機内アナウンスが流れると動画が止まるようになっていて、怒ったり泣いたりするのに少し困りました(36歳お母さん、3歳デビュー)
・後半は飽きてしまって、離席したがって大変でした。前のテーブルを出したり閉じたりして、前の席の方に迷惑を掛けてしまいました(34歳お母さん、4歳デビュー)

最初は珍しい飛行機も、ほどなく飽きるようです。幼児がじっと座っているのは難しいですね。

飲み物、お菓子は必須!シールブック、動画も準備を

続いて、機内で役に立ったグッズを紹介します。まずは気になる、気圧への対応から。飲み物やお菓子は必需品です。

・ジュース。離陸の際の耳抜きのために飲ませると、ぐずりませんでした!(39歳お母さん、1歳デビュー)
・フライトが長かったので、お菓子やゼリーなど食べ物をたくさん持ち込みました!(34歳お母さん、2歳デビュー)

お菓子はグミもおすすめです。お菓子デビューがまだの赤ちゃんは授乳で対応しています。「食べたり、飲ませたりしても、耳の痛さは改善できなかった」という声もあり、お子さんにもよるようです。

子どもが飽きてきた時に役立つグッズは?

・小さな絵本、ミニカー、シールとノートが役に立ちました(46歳お母さん、1歳デビュー)
・100均の扇子。開いたり、閉じたり、あおいだりして時間を稼ぎました(38歳お母さん、生後6カ月~1歳未満デビュー)
・事前に動画をたくさんダウンロードしました!(30歳お母さん、1歳デビュー)
・飛行機備え付けのDVDを見るためのヘッドホン型のイヤホン。小さい子はインナーイヤホンは難しい(40歳お母さん、2歳デビュー)

100均のシールブック、動画、Switchは強い味方ですね。

ちなみに、最強グッズ?!がこちら。

義母。ずっと抱っこしてくれるありがたい存在。でもグッズではない(32歳お母さん、2歳デビュー)

機内のトイレは「狭い」!離着陸のタイミングと重なったら大変!

飛行機デビューで大変だったことで、「泣く」と同じように多かったのが「トイレ」「おむつ替え」でした。

・狭くて、とにかく替えづらい。親は頭を打ちまくり、子は冷暖房が効かないので暑くてぐずる。親はさらに焦るから、余計汗をかく。とにかくつらかったことは記憶に残っている(44歳お母さん、生後6カ月~1歳未満デビュー)

着陸前など、シートベルト着用サインが出されたら、トイレは利用できません。タイミングが合わないと…。

・機内でうんちが漏れてしまいました…笑笑。しかも、着陸前の動けない状態で…。おむつの横から漏れてしまい、抱っこしていた私もうんちまみれに(38歳お母さん、生後6カ月~1歳未満デビュー)

おしっこやうんちを子どもに我慢させるのは難しいですよね。親の練習のためにも、飛行機デビューは近場からがいいかもしれません。

「あいさつしたら、舌打ち」「優しい言葉にほっとした」

ぐずらないように、泣かないように…。頑張って対応しても、相手は子ども。どうにもならないことはあります。気になるのは周りのお客さんの目。

・両隣にあいさつしましたが、舌打ちをされた(28歳お母さん、1歳デビュー)
・妻が授乳しながらなだめていましたが、泣きだすと、隣の方や周りの方に申し訳ない気持ちになりました(36歳お父さん、生後6カ月未満~1歳デビュー)

「優しい対応に救われた」という声もありました。

・子どもが泣いてしまい、隣の方に迷惑を掛けてしまいました。年配のご夫婦でしたが、「大丈夫よ、うちもそうだったから~」と優しく答えてくださり、ほっとしたのを覚えています(40歳お母さん、生後6カ月~1歳未満デビュー)

お互いが気持ち良く過ごす工夫として「着席時にすみやかに『ぐずってしまって、ご迷惑をお掛けしたらすみません』と声を掛ける。降りる際にも『ご迷惑をお掛けしました』と伝える」という方もいました。

子育て世代には時に、厳しい目も向けられます。冷たい対応をされるかもしれませんが、「最初に一声掛ける」は実践していきたいですね。

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