株式会社カウネット(東京都港区)は、全国の男女1338人を対象とした「政府方針変更(3/13)以降の感染症対策」について調査を実施しました。その結果、半数以上の人が、「3月13日以降のマスク解禁後も職場で着用する」と回答しました。また、職場の対応について、「現状の方針を継続」は約8割の人が「良い」と評価したのに対し、「方針変更あり」を「良い」と評価したのは約半数だったそうです。
調査は同社が運営するコミュニティサイト『カウネットモニカ』の会員を対象として、2023年3月にインターネットで実施されました。
まず、「3月13日以降のマスク解禁についてどう思いますか」と聞いたところ、37.0%の人が「このまま着け続けたいと思う」と回答。また、「周りを見ながら着け続けていこうと思う」(22.1%)と答えた人も合わせると、59.1%の人が「今後も着用を続ける」意向があることがうかがえます。
さらに、「今後職場でマスクの着用」については、53.7%の人が「着用する」と回答。「外したくないが周囲の社員を見て判断する」(8.3%)も合わせると62.0%となり、職場以外での着用意識を上回る結果となりました。
なお、「マスクを着け続けたい理由」について複数回答可で答えてもらったところ、「コロナウィルス感染症が怖いから」(75.1%)、「コロナ以外の風邪・花粉症対策として」(68.4%)が上位を占めたほか、「顔の一部が隠せるので」(27.6%)、「なんとなく・習慣になっているので」(24.4%)、「メイクの手間が減るので」(20.6%)といった回答も挙げられています。
続いて、「3月13日以降、職場内の感染症対策における方針変更などがありましたか」と聞いたところ、「方針変更があった」と答えた人が26.7%、「現状の方針を継続するという告知があった」と答えた人は20.6%という結果になりました。
また、「職場の対応についてどのように感じましたか」と聞いたところ、「現状の方針を継続するという告知があった」と答えた242人のうち、76.0%の人が「良い」(とても良い28.9%・良い47.1%)と回答したのに対して「方針変更があった」と答えた313人では、「良い」(とても良い15.3%・良い33.2%)と答えた人は48.5%でした。
最後に、「職場または通勤時の感染症対策として引き続き実施したい・してほしいと思うもの」を複数回答可で答えてもらったところ、「マスクの着用」(58.2%)、「手指消毒の設置」(53.1%)が半数を超えたほか、「ソーシャルディスタンス」(37.1%)、「宴会の自粛」(24.5%)、「オンライン会議」(22.1%)などが挙げられたそうです。