声優の津久井教生（つくいきょうせい）さんがXと自身のブログを更新し、64歳の誕生日を迎えたことを発表しました。津久井さんは現在、筋萎縮性側索硬化症（ALS）に罹患しており、ベッド上で闘病生活を送っています。
津久井さんは6年前にALSの罹患を発表。症状は人によって異なり、津久井さんは現在、首から下はほとんど動かない状態だといいます。
津久井さんはALSの罹患を発表してから、自身のブログやSNSを用いてALSについて積極的に情報発信を行っています。27日に64歳を迎えた津久井さんは「毎回ゲームで例えるのですが、RPGで言うとレベル64は一通りの冒険の目処がついてきたので、あとは素敵なパーティーと楽しく旅をするのです」と投稿し、笑顔の写真を公開。続けて「皆さんの応援に感謝をしつつ冒険を続け、ゲームオーバーではなくて笑顔でゲームクリアを目指していくのです♪まだ少し付き合ってもらって、妻と、そして仲間たちと進んでいきます 今後ともよろしくお願いします（＾Ｏ＾）」と決意を新たにしました。
SNSでは「大切な仲間たちとの楽しい旅が、た〜〜くさんの笑顔と幸せに満ち満ちていますように」「誕生日おめでとうわん これからもアドベンチャーライフを」「教生くん、お誕生日おめでとう いつも、穏やかな優しい笑顔をありがとうね」など津久井さんを祝い、応援するコメントが多く上がりました。
津久井さんの代表作は、NHK「ニャンちゅうワールド放送局」（ニャンちゅう役）やTVアニメ「ちびまるこちゃん」（関口くん役）など。
ALSとは、厚生労働省の公式サイトによると「主に中年以降に発症し、一次運動ニューロン（上位運動ニューロン）と二次運動ニューロン（下位運動ニューロン）が選択的にかつ進行性に変性・消失していく原因不明の疾患である」とされています。
