マスクつける?「習慣化で外さない人が多いと思う」 3月から個人判断→意識調査で大多数が着用継続

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3月13日からマスク着用基準が個人判断となるにあたり、株式会社ライボ(本社:東京都渋谷区)の調査機関「Job総研」がマスクに関する意識調査を実施。全体の9割以上が同日以降もマスクの着用を検討していることが分かった。

コロナ禍に入り3年の月日が経とうとしている今日。今やマスクは生活必需品と化しており、鼻や口元を覆うことができないマスクなしの外出を「恥ずかしい」と感じる人もいるという。そんななか、政府は2類相当としてきたコロナを5月8日に5類へ移行すると発表。それに伴い、厚生労働省の公式サイトでは、マスクの着用基準は3月13日以降、「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることになります」と掲出されている。

そこで「Job総研」が、全国の20~50代で社会人の男女561人を対象にアンケートを実施。脱マスク(マスク非着用)の賛否について、「とても賛成」17.5%、「賛成」19.4%、「どちらかといえば賛成」28.7%を合算した65.6%が「賛成派」と回答した。年代別の賛成派割合は、20代が69.7%で最多となり、次いで30代、40代、50代と、年代が下がるにつれ賛成派の回答が多い結果となった。

その一方で、個人判断となってからの着用意識は「状況に応じて着用」が66.7%で最多回答となり、次いで「状況に関係なく無条件で着用」が27.8%と、合わせて94%以上の人が継続して着用を検討しているようだ。「状況に関係なく着用しない」は5.5%となった。

自由記述欄では、「卒業式、入学式、内定式など多数の催し物があるタイミングなので外す人は少ないと思う」「3年続けて習慣化しているため、個人判断で外さない人が多いと思う」とマスク社会が続くことを予想する声があがった。

また、「着用する派」の理由を複数回答可として調査したところ、1位「コロナ感染対策」(53.4%)、2位「習慣化している」(50.2%)、3位「コロナ以外の感染対策」(39.2%)という結果に。コロナ対策と同等の割合で「習慣化」が入っており、今や身だしなみの一部として溶け込んでいることが窺がえる。

では、今後ともずっと着用し続けるのであろうか。脱マスク(マスク非着用)タイミングについての質問では、「コロナ感染者が収束するまで」(33.0%)、「特効薬ができるまで」(15.3%)という回答を差し置いて、最多回答は「マスクは着用し続ける」(35.1%)。いつまでという目処は持たず、今後とも生活の一部としてマスクを継続する人が多いよう。3月13日以降もマスク着用者が目に見えて減ることはないのかもしれない。

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