「月々の携帯料金を安くしたい」。そんな理由で「格安スマホ」を検討している人も多いのではないでしょうか。でも、キャリアから乗り換えたら後悔しそうと感じる人もいるかもしれません。そこで、10〜70代の男女503人に対し、格安スマホ（SIM）乗り換えの後悔度について実態を調査したところ、8割以上の人が「格安スマホ（SIM）に変えて後悔していない」と答えたことが分かったそうです。
株式会社WACARU NETが2022年11月に実施した調査です。
最初に、どの格安スマホ（SIM）を利用しているか聞いたところ、楽天モバイルが25%と最も多い結果になりました。2番目に多かったのがUQモバイルで17.7%となり、以下、ワイモバイル（14.1%）、ahamo（アハモ）（9.3%）、mineo（マイネオ）（6.2%）、povo（ポヴォ）（5.8%）、OCNモバイルONE（5.6%）、IIJmio（アイアイジェイミオ）（5.4%）、LINEMO（ラインモ）（4.6%）と続きました。
格安スマホ（SIM）に変えて後悔したか聞いたところ、80.7%が「後悔していない」と答えました。「どちらとも言えない」が12.5%で、「後悔している」は2.0%、「やや後悔している」は4.8%となりました。
次に、利用場所別（東京都内・それ以外）の場所別に格安スマホ（SIM）に変えて後悔した人の割合をアンケート調査したところ、東京都内では「後悔していない」（78.6%）、「どちらとも言えない」（13%）、「やや後悔している」（6.6%）、「後悔している」（1.3%）となり、それ以外では「後悔していない」（81.1%）、「どちらとも言えない」（12.4%）、「やや後悔している」（4.4%）、「後悔している」（2.1%）という結果に。
また、格安スマホ（SIM）の何に不満を感じているのか聞いたところ、最も多かったのは「不満はない」（205票）でした。不満を感じているポイントで見ると、「通信速度（繋がりやすさ）」（149票）、「カスタマーサポート」（57票）、「初期設定が大変」（51票）が上位にあがりました。
さらに、格安スマホ（SIM）の満足しているポイントを聞いたところ、「月額料金」（473票）、「通話料金」（108票）、「通信速度（繋がりやすさ）」（73票）が上位となり、「月額料金」が圧倒的に多い結果に。
最後に、格安スマホ（SIM）に乗り換えようとしている人におすすめできるか聞いたところ、「まあまあおすすめできる」（53.9%）「とてもおすすめできる」（39.8%）を合わせるとポジティブな意見が90%を超える結果となりました。
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調査を行った同社は、「格安スマホ（SIM）への乗り換えで後悔する可能性は低いと言えそうです。しかし、格安スマホ（SIM）への乗り換えで後悔していると回答した人もゼロではありませんし、通信速度、安定性に不満を抱えている人も一定数います」といい、「通信速度、安定性にこだわりたい場合は、格安スマホ（SIM）への乗り換えには慎重になる必要があるかもしれません」と述べています。
【出典】
▽格安スマホ・SIMに乗り換えて後悔した人の割合調査レポート
https://wacaru-net.co.jp/cheap-sim-regret/
