猫の身体異常が心配で検査したら、診断は「運動音痴」 衝撃の結果に続けて獣医が推測「野良時代は…」に「陽キャット」「コミュ強」の声

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

地震を人間のせいにしてブチキレる様子でも話題になった「ネコチャン」と「ニューネコチャン」という、2匹のもと保護猫と暮らす漫画家、うさぎのみみちゃんさん(@usagitoseino)のつぶやきが話題になりました。

「医者に言われた衝撃の一言といえば、ニューネコチャンはとても鈍くて、身体異常を心配してお医者さんに聞いたら、散々検査したあと『運動音痴ですね。野良時代はコミュニケーションを駆使して生き残ってきたのでしょう』という解答ですかね。検査代は6まんえんでした」

「#医者に言われた衝撃の一言」という話題のタグと共に投稿されたそのツイートには多くのリプライが寄せられ、7万8千以上のいいねがつきました。

6万円の検査代で発覚した、「運動音痴のもと野良猫」という衝撃の事実。野性で生き抜くには致命的な弱点を、天性のコミュニケーション力でカバーしてきたと診断された元野良猫、ニューネコチャンについて、うさぎのみみちゃんさんにお話を聞きました。

運動音痴を凌駕する「コミュ強」陽キャット

「運動音痴陽キャット草」
「弱肉強食の世界じゃなかったんですねw」
「運動音痴だからコミュ強になったのか、コミュ強だから運動音痴になったのか…」
「猫の世界でもコミュ力必要なんだな」
「その高いコミュ力私に下さい」

こんな楽しいリプライが殺到したのは元野良猫、ニューネコチャン。推定2歳の時、側溝の中で鳴いていたところをうさぎのみみちゃんさんに保護された、甘え上手なキジトラの女の子です。

今回の投稿について、「引き取って2週間後の様子見のための病院での出来事です」とツイートしていたうさぎのみみちゃんさん。ニューネコチャンはうさぎのみみちゃんさんに保護された後、避妊手術が終わるまでの一時期、シェルターで預かってもらっていたそうです。

数々の猫ちゃんたちを見守ってきたシェルターのスタッフさんも驚くほど、同室の猫全員をメロメロにする「コミュ強」だったというニューネコチャン。そのお迎え直後の衝撃の診断結果について、うさぎのみみちゃんさんに詳しくお話を伺いました。

麗しき「コミュ強」キャット

ーー6万円の検査代金と「運動音痴」という診断結果をお聞きになった時のお気持ちは…?

「6万円で健康だとわかって良かったです」

ーーうさぎのみみちゃんさんの「漫画」にも描かれているように、ニューネコチャンはかなりの「運動音痴」なのだとか…。

「ジャンプとかもあまりできないくらい、運動ができないです…」

ーーシェルターのスタッフさんも、ニューネコチャンのコミュ力に驚いていらしたそうですね。うさぎのみみちゃんさんがそれを実感したのは…?

「10歳になる先住猫、ネコチャンとすぐに仲良しになったところです」

ーー先住猫のネコチャンは、「コミュ強」なニューネコチャンをどんな風に受け止めてますか?

「麗しい妹だと思っています」

◇ ◇

うさぎのみみちゃんさんの漫画ブログにも描かれているように、お掃除ロボットに身体を吸われても逃げたり驚いたりしないという、のんびり屋のニューネコチャン。野良猫には致命的と言えるその姿を見たうさぎのみみちゃんさんは、「耳とか目も悪いのかと思っちゃった」とツイートしていました。

俊敏さや強い警戒心がなければ、生き残れないはずの野良猫暮らし。過酷なはずの環境を、最強の「コミュ力」を武器に生き抜いてきたニューネコチャン。家猫になった今も、先住猫のネコチャンやかかりつけの動物病院のお医者様はもちろん、初めて会う宅配業者の方にもすぐにお腹を見せるなど、日々その「コミュ強」ぶりを発揮しているようです。

うさぎのみみちゃんさんの著書「自己肯定感の低いワタシちゃん」

■うさぎのみみちゃんさんの著書「戦うみみちゃんと不条理な世界」

■ブログ「ネコチャンのニンゲン育成日記」

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