「汚部屋のミッケ!同人本を作りたいのですが、汚部屋の画像が全く足りていません。
助けてください」と、Twitterに投稿された、一風変わったSOSが話題になっています。
というのも「汚部屋のミッケ!」という言葉と共に添えられた写真は、まさに汚部屋そのもの。かなり散らかった部屋の写真がツイートされています。
「ミッケ!」とは、シリーズ国内累計945万部突破の大人気絵本(小学館)です。精巧なジオラマを写した写真の中に隠されているさまざまなものを探していく謎解き絵本で、「おもちゃばこ」や「ゆめのくに」「サンタクロース」など、夢のあるテーマで発行されていますが…ツイ主さんは、「汚部屋」をテーマに同人本を作りたいと考えています。
「数が足りていないので助けてほしい」とSOSを投げかけたところ、約8万件のいいねがつく話題となりました。
「どうぞ。こちらもお使いください」
「まずミッケ!が懐かしすぎる」
「とても素敵なアイデアです!」
「片付けたい…」
リプ欄には、ここぞとばかりに自分の汚部屋をアピールする人が続出しています。反対に片付けたいという願望もちらほら。
そんな「汚部屋のミッケ!」をツイートした不慮(@f___ryo)さんにお話を聞きました。
ーー汚部屋のミッケの同人誌を作ろうと思ったきっかけは?
「アイデア自体を思いついたのは8年前くらいで、当時は汚部屋の写真を集める段階で挫折していましたが、再度作ってみるか〜と思いツイートしました。散らかった部屋のミッケ!があったら面白いなと思ったのがきっかけです」
ーー汚部屋のミッケ!を作るにあたり、重要な点はどのようなことでしょうか?
「画像がたくさん集まってから(欲が出て)思ったことですが、その部屋の住人の息吹を感じる部屋は良いなと思いました。散らかった部屋から読み取れる生活リズムや食生活や趣味など、その人そのものを感じる部屋の方がモノを探す側も探していて楽しいと思います」
ーーこれまでに、どのくらいの汚部屋の写真が集まっているのでしょう?
「200部屋くらいです。アメリカ、スウェーデン、ムンバイからも写真が来ました」
ーー汚部屋の同人本に採用されるために条件などはありますか?
「汚いことです。上から目線っぽいですが」
不慮さんは「モーメントにも載せてますが様々なものを制作していますので、よければ他のものも見てください。あとYouTubeのチャンネル登録もお願いします」と言います。汚部屋の同人本が早く実現することを願っています。