USJで家族を救ってくれた「横のお父さん」見つかる!→ しかしニセモノまで出現「なにがしたいんや」

金井 かおる 金井 かおる

 映像作家として活躍する藤井亮さん一家に起きた出来事がSNS上で大きな話題になっています。

 5月のとある日曜日、長男さんのリクエストで出かけた「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン (USJ)」でのこと。藤井さんと長男さんはパーク内のフードの列へ、奥さんと下のお子さんはオムツ交換のためベビーベッドのある施設へと二手に分かれます。ここで下のお子さんが盛大にうんちをお漏らししてしまいます。すでに用意していた替えの服は全て使い果たしたあと。困り果てた奥さんに対し、真横から救いの手が差し伸べられます。オムツ交換ベッドでたまたま隣同士だった「横のお父さん」が自分の子どもの着替えをさっと差し出し、そのまま立ち去ったのです。

「横のお父さん、Twitterにいませんか?」

 藤井さんは後日、Twitterで呼びかけました。

 「先週の日曜日、USJで娘が盛大に大お漏らしをしてしまったとき、ウンまみれで途方に暮れる妻にベビー服の着替えを譲ってくれた横のお父さん、Twitterにいませんか?自分もサッとそんなことができる人でありたい…」(藤井亮さんTwitterより引用)

 投稿はみるみる拡散。3日後、藤井さんは再びTwitterを更新し「こちら、皆さんの拡散のおかげで横のお父さん見つかりました!!Twitterすごい!!」と投稿しました。

 思わぬ続きもありました。「あと、偽お父さん達からもDMきました。なにがしたいんや。。。」

 偽お父さんとは一体。投稿した藤井さんに聞きました。

──ベビー服を譲ってくれた「横のお父さん」が見つかったそうですね。

 「TwitterのDMで名乗り出てくれました。時間帯やその時の様子を説明してくれたので、ご本人に間違いないと分かりました」

──「偽お父さん」の出現に驚きました。

 「2人現れました。返信していないので目的は不明ですが、フォロワー数0のアカウントだったので単なるいたずらかと」

──今回の出来事を通じて感じたことは。

 「Twitterの拡散力に改めて驚きました。普段も仕事柄、ある程度は拡散してほしいと思いながらモノを作っていますが、善意の拡散力みたいなものは初めてだったので。またコンテンツと違い、日常の内容は多くの人が何かしら一言言いたくなるような要素もあるのだなと思いました」

 藤井さんの一連の投稿は6万以上のいいねがつき「着替えが足りなくなるときありますよね」「さりげないやさしさ泣けます」「素敵なお話」「やさしい方に救われてよかった」「SNSのこういう使い方いいですね」などの声が上がっています。

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