ヨハネス・フェルメールの名画「牛乳を注ぐ女」をアレンジしたアート作品がSNS上で大きな注目を集めている。
「奥からクシャクシャになった何かを見つける女」と件の作品を紹介したのはコートさん(@court_ossan_bot)。
オランダ・アムステルダム国立美術館の膨大なコレクションの中でも5本の指に入る名作と言われる「牛乳を注ぐ女」だが、コートさんがミルク瓶の代わりに女性に持たせたのはランドセルの底に入っていたグシャグシャのプリント用紙。プリント用紙には「(重要)保護者アンケート依頼について」と書かれているのだがその回答期限はとうに切れてしまっているのだ…。
この往年の名画と子育てあるあるを巧みにコラボレーションさせたコートさんの作品に対し、SNSユーザー達からは
「期限が25日なのがいいですね!あと校長名も細かくて最高です笑」
「懐かしい怒りだわぁスイートメモリー」
「あ、私だ。夏休みが終わるとまたこうなるわ。」
「その日にランドセルに入ってるならまだ良い。学校の机の中に入りっぱなしになってて、クラス懇談会の時に机ガサ入れすると見つかる何か。。
さらにそれもコロナ禍で中々出来ず学期終了の時に先生に持ち帰らされて初めて見る何か。(とっくの昔にプリント記載事項は締め切り終わってる。)」
など数々の絶賛の声が寄せられている。
コートさんにお話をうかがった。
ーー西洋の名画と子育てあるあるのコラボレーション作品を手掛けられるようになったきっかけをお聞かせください。
コート:6月以前のツイートは全て削除してしまったのですが、元々女性ファッション誌の誌面に妻の日常コメント付けるネタをやってまして、著名絵画に何か付け足してコメントしたら面白いかなと思ったのがきっかけです。
ーーこれまでの反響へのご感想をお聞かせください。
コート:今回寄せられたコメントは過去のアカウントの時を含めても圧倒的に暖かいです。
□ □
コートさんはこの他にもベルトルト・ヴォルツェ「Der Brief The Letter」をアレンジした「月曜の朝に給食袋出してくる娘」、ヨルゲン・ゾンネ「ベランダから夏の夜を見つめる女性」をアレンジした「頼んでないのに義母から勝手に届くベビー用品と一言相談してほしい女」など数々のユニークな作品をSNSに投稿している。ご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。
コートさん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/court_ossan_bot