首都圏20~30代の単身生活者に聞いた…ひと月のお小遣いは「3万円~5万円」が相場、貯金の平均額は「396万円」

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急速な円安や物価高騰など、身近なところでお金に関する様々な動きがありますが、「ひとり暮らし」の人たちはどのような意識でお金に接しているのでしょうか。独身・ひとり暮らしの20~30代の男女400人(男性:200人/女性200人)に聞いたところ、ひと月のお小遣いは「3万円~5万円」が最多となりました。また、現在の貯金額については、「100万円」「300万円」などに回答が集まったそうです。

株式会社FJネクストホールディングスが、「ひとり暮らしのふところ事情」と題して2022年6月に実施した調査で、首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)在住の会社員(76.0%)、パート・アルバイト(6.3%)、自由業(5.0%)、公務員(4.5%)、専門職(2.5%)の人に聞きました。

はじめに、「公共料金、家賃など必要経費を除いたひと月のお小遣い(自由に使えるお金)」を聞いたところ、「3万円」(29.5%)、「5万円」(23.0%)、「10万円」(12.5%)、「1万円」(10.8%)という結果に。男女別で見ると「20万円以上」が男性では8.0%だった一方で、女性は3.5%と、2倍以上の差がありました。なお、全体の平均金額は「5万8230円」だったそうです。

また、「現在の貯金額(銀行貯金・郵便貯金)※投資資産は除く」を聞いたところ、「100万円」(12.5%)、「300万円」(11.5%)、「200万円」(9.3%)、「500万円」(8.5%)と続き、「1000万円以上」(13.0%)という人もいたそうです。なお、「貯金をしている」と回答した人の平均金額は「396万2462円」だったそうです。ちなみに、「貯金はしていない」と回答した人は15.8%でした。

なお、「貯金の主な目的」については、「いざという時のため」(62.9%)、「老後の蓄え」(33.5%)、「旅行・レジャー資金」(16.9%)と続きました。これを年代別で見ると、「老後の蓄え」では30代で43.4%となっており、大きな議論を呼んだ「老後資金2000万円問題」の影響が窺えたといいます。

次に、「投資はしていますか」と聞いたところ、50.3%の人が「している」と回答。また、「投資の種類」については、「投資信託」(69.7%)、「株式」(53.7%)、「債権(国債など)」(11.4%)といった回答が上位に並びました。ちなみに、投資をしている人の割合を男女別に見ると、男性が60.0%だったのに対し、女性は40.5%と、男女差が見られたそうです。

続いて、「副業をしていますか」と聞いたところ、「副業をしている」と回答した人は21.3%に留まりました。なお、男女比では男性が25.5%、女性が17.0%と、こちらも投資と同じく男性の割合が高い結果となりました。ちなみに、「全収入に占める副業収入の割合」については、「1割未満」(41.2%)が最多。以下、「2割」(18.8%)、「1割」(17.7%)、「3割」(11.8%)という結果になったそうです。

また、「家計簿はつけていますか」と聞いたところ、47.5%の人が「つけている」と回答。これを男女比で見ると、女性は54.5%で、男性も40.5%と比較的高い割合を占めていました。「家計簿の記録方法」については、「家計簿専用アプリを使用し自動入力している」(59.0%)、「家計簿やノート等に手書き」(23.7%)という結果になりました。

「普段、財布に入れている現金はおおよそいくらですか」と聞いたところ、「1万円」(31.8%)、「5000円」(19.5%)、「2万円」(13.3%)と続き、「現金を入れていない」と回答した人は6.3%だったそうです。ちなみに、財布に入れている現金の平均額は「1万3408円」でした。

また、「あなたにとって『大枚をはたく』とはいくらぐらいですか」と聞いたところ、「10万円以上」(26.3%)、「5万円以上」(22.5%)、「3万円以上」(20.8%)、「1万円以上」(20.0%)という結果になったそうです。

最後に、「普段の平日のランチ代」を聞いたところ、50.0%の人が「500円以下」と回答。ちなみに、「500円以下」から「800円」まで合わせると77.8%、「1000円」までで95.3%となり、20~30代の単身生活者にとってのランチは、高くても「1000円まで」ということが窺えたといいます。

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