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雨散歩で「犬用の傘」は過保護?!すれ違いざまに「非難」する心ない声も 愛犬それぞれの「事情」と「実用性」について飼い主に聞いた

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

犬用「傘」を使い、雨のなか楽しそうに散歩をする愛犬の写真とともに、choppi(@choppi333)さんがツイートした、「雨の日の散歩は殆どのすれ違う人に笑われたり過保護過ぎる的なことを言われますが慣れました。チョッピが快適ならいいんです」というつぶやきが話題です。雨の日の犬の散歩で、レインコートと傘を活用するのは「過保護」なのか?!27万以上のいいねがつき、970以上のリプライが寄せられた今回のツイートについて、投稿者のchoppiさんにお話を聞きました。

犬が濡れて困るのは飼い主なんだぜ?

「ペットは濡れるのが当たり前で、雨避けなんざ贅沢と言いたいのでしょうかね」

「犬が濡れて困るのって飼い主なんだぜ? 雨に濡れると臭いし拭くの大変だし」

「雨に濡れたらしっかりドライヤーで乾かさないと、毛に湿気がこもり細菌繁殖を促し皮膚炎の原因となります。犬だからテキトーに扱っていいというわけではないのです」

「(犬用の傘は)確かに珍しいですが、可愛くて微笑ましいと思います。過保護とかコソコソ言う人たち、責任取るのは君たちではなく、飼い主なんだぞぉ!」

共感と励ましのリプライが殺到した「犬用の傘」を使い、楽しそうに雨散歩をしていたのは、チョッピちゃん。13歳になるロングコートチワワの女の子です。シニアわんこになっても、毎日「お散歩」がしたいチョッピちゃん。朝晩の外出が欠かせない愛犬のため、飼い主さんは悪天候でもしっかりお散歩をさせてあげています。

「犬のくせに」「犬なのに」

悪天候での犬の散歩は、帰宅のたびに「シャンプー」や「ドライヤー」が必須となります。13歳と高齢なチョッピちゃんの負担を考えると、帰宅後のお手入れは最低限にしてあげたいと思うのが飼い主さんの親心。しかし現実は、「犬のくせに」「犬なのに」といった、心ない声をかける方も少なくないそうです。果たして、犬用の「傘」や「雨具」は過保護や虐待なのか?!飼い主さんにお話を伺いました。

物珍しい光景だとは思うけど…

ーー今回のツイート、とても考えさせられるものでした。動画版も拝見しましたが、どんな状況でそんな心ない言葉を…?

「すれ違いざまが多いのですが、例えば、子供を連れた人から『犬なのに何で傘なんか差すんだろうね~』と言われたり、『犬のくせに何で傘差しとるんだ~」と自転車に乗ったおっちゃんに言われる感じです…。まぁ、物珍しい光景ではあるので、そう言われるのも理解は出来るんです。もし逆の立場でも、『え!?』と感じるとは思います。犬を飼ってない方なら、なおさらそう思うかもしれないですね」

ーーチョッピちゃんは13歳のシニアわんこで、足に疾患があるそうですね。そのことでも心ない言葉をかけられたこともあるとか…。

「チョッピには前庭疾患があるんです。きっと悪気はないとは思うのですが、『13歳なら先は長くないわねぇ、足ぴょこぴょこして歩いてるけど障害なの?』と言った感じでした…」

便利な「犬用の傘」、使用の際はコツが必要です

ーーチョッピちゃんは雨の日もお散歩が必須なのだとか。今回ご投稿されていた市販の「犬用の傘」と「レインコート」のおかげで、「指先程度しか濡れない」「顔周りが濡れないのが本人的に良いのだと思います」「帰宅後も足先を洗うだけなので楽」と、ツイートされていましたね。

「実はチョッピは室内で用を足すことが出来ないんです…。なので、雨でも雪でも台風でも、毎日必ず朝晩2回、外へ出かけなければならないんです。チョッピは散歩が大好きなので、以前は1時間でも2時間でも平気でしたが、最近は長くても30分前後といったところでしょうか。寂しいですが…。

チョッピが使っている傘は、かなり前にAmazonで購入したものなのですが、風に煽られると動いてしまうため、常にチョッピと平行になるよう、一定の距離を保持して持たなければなりません。傘に付属された、ハーネスに繋ぐチェーンの距離が短くて調整が出来ないため、同じ傘を使用される場合は、それぞれの犬に合ったいい距離を、感覚でつかまなければならないと思います。傘が犬の顔に当たると怪我をしますし、最悪失明なども考えられなくないため、使用の際は注意とコツが必要だと思います」

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