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雨散歩で「犬用の傘」は過保護?!すれ違いざまに「非難」する心ない声も 愛犬それぞれの「事情」と「実用性」について飼い主に聞いた

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

小さな身体に触れるたび今も身が引き締まる思いです

ーー同居犬で、チョッピちゃんと同じロングコートチワワの女の子、ティーナちゃん(4歳)も、雨散歩の際はこの傘を使うのですか?

「ティーナは非常に優しい性格の子なのですが、内弁慶で本当にビビりなため、雨の日は散歩を怖がるんです…。実はティーナを迎えるときに動物病院の先生から、『この子(チョッピ)を普通のチワワだと思わない方がいい』と言われました(笑)。チョッピは今まで見た子のなかでも特別におとなしくて我慢強く、スケラーで歯石を取ることも可能な子なんです」

ーー大切なチョッピちゃんのために、日々の暮らしで工夫されていることは…?

「足が滑らないよう、全ての部屋にタイルマットを敷き詰めたりフードを柔らかくふやかしたり、毎日の歯磨きと、一日一回は身体を触って皮膚に異常がないかを確認したりといったことですね。月1のシャンプーやカット、爪切りも全て自分で行っています」

ーーとっても大事にされているんですね。

「月並みですが、チワワは小柄な体格と愛くるしい表情が魅力の犬種だと思います。今でも、抱きかかえると手のひらに収まる小さな身体に触れるたび、本当に大切に扱わないと…と、身の引き締まる思いがします」

毎日の「散歩」や「ケア」は愛情の証

ペット用グッズは「可愛い」デザインが多いため、「甘やかしている」と誤解されがちなのかもしれません。実際は、犬が「雨具」や「服」を使うのは、体温保持や抜け毛対策、術後のケアや汚れ防止など、主に「実用性」のため。また、悪天候のなか散歩をするのも、犬や飼い主さんそれぞれに「事情」があります。

「雨のなかお散歩に連れて行く飼い主さんの優しさが溢れていて素敵です」と、飼い主さんの努力を気遣うリプライも寄せられていたように、毎日、どんな天候でも愛犬のために「散歩」をし、帰宅後に被毛や身体のケアをするには、大変な手間と時間と愛情が必要です。

ペットと暮らすことは、最後までその命の責任を取るということ。ペットの寿命が長くなり、歳を重ねた大切な家族の「介護」も飼い主の使命です。ペットのための「便利」で「可愛い」アイテムは、飼い主さん自身が楽しみながら「お散歩」や「ケア」を続けるための大切なモチベーションでもある、ということが、もっと周知されるといいですね。

■choppiさんのYouTubeチャンネル『かわいいチワワのチョッピチャンネル』

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