彼女と同棲生活のはずが…話題のマンガ「人生が始まった話を聞いてくれ」に共感の嵐「負けないで」「強く生きて」

金井 かおる 金井 かおる

 「人生が始まった話を聞いてくれ」ーー新年3日、ツイッターに投稿された漫画に注目が集まっています。

 「去年の夏…付き合っていた彼女と結婚前の同棲をしようと計画を立てていた」で始まるストーリー。投稿翌日には1.2万を超えるいいねが集まり、返信欄には「頑張ってください!」「負けないで」「一生懸命生きてる力強さが素敵」「強く生きて」等、応援のコメントが続々と寄せられています。現在も拡散が続く漫画の作者「Piroさん」(@piro3desuyo)に話を聞きました。

 Piroさんと彼女は、2人の地元のさらに田舎の方で新生活をスタートすることになりました。彼女はひと足先に帰郷。Piroさんは東京での仕事を辞め、リモートで彼女との愛の巣も契約。新天地での就職先も決めました。

 しかし急に彼女と連絡が取れなくなるのです。混乱する気持ちと、田舎暮らしのために購入した5年ローンの車を抱え、ファミリータイプの新居でひとりぼっちの暮らしがスタートします。

 完全に連絡が途絶えてから1カ月半が経ったある日の夜中。突然、彼女から電話がかかってきたのです。どうなるPiroさん、どうなる2人の将来!?

 Piroさんに恐る恐る聞いてみました。これは実話でしょうか?

 「実話です」

 ーーそうでしたか…大変でしたね。ツイートにいいねや応援のコメントがたくさん寄せられています。

 「同じ境遇の人がいたり、元気をもらえたという人がいて描いてよかったと思います。この漫画が再出発のきっかけになりました」

 ーー会社員と漫画家の2足のわらじですか?

 「漫画家としてお金をもらったことはありません。サラリーマンのかたわら、趣味で3年前から漫画を描いてツイッターにアップしてます」

 ーー今後は?

 「読んでくださった皆様ありがとうございます。これからも生きて描き続けていくんで何卒よろしくお願いします!」

 「最後に…これは自分の不幸をネタにしただけで、彼女を責める意図はないということだけ強調させてください!」

 最後にこれだけはと念押ししたPiroさん。漫画投稿後、ツイッターを更新し「彼女に憎しみをぶつける意図はまったくねえから俺の不幸だけを笑ってくれよな!頑張って生きるからよ!!頼むぜ!!」と読者にも呼び掛けました。Piroさんの優しさに幸あれ!

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