「昆布が海の中でダシが出ないのなんでだろう〜」 テツandトモのネタに真っ向から向き合った漫画が話題に

中将 タカノリ 中将 タカノリ

「ネタ祭り!2020秋!!」(テレビ朝日系、9月15日放送)に出演してあらためてその実力が注目されたお笑いコンビ「テツandトモ」

彼らのネタに「昆布が海の中でダシが出ないのなんでだろう〜」というものがあったが、今SNS上ではそんな疑問に真正面から向かい合った漫画が話題になっている。

件の漫画を描いたのは「さかなのおにいさん かわちゃん」ことラジオDJ、MCの川田一輝さん。

さかなのおにいさん かわちゃんのツイート 「テツandトモさんの「昆布が海の中でダシが出ないのなんでだろう〜」に答えてみた」

昆布が生きている間はダシ成分(グルタミン酸)が細胞膜に閉じ込められているのだが、昆布が死んで乾燥するとそれが溶け出してしまう……。読めばナットクなのだが、それをちゃんと理論的に理解していなかった人は多かったと見え、SNS上では川田さんの投稿に対し

「生きてるから出汁出ないのか…」

「結局、干からびてミイラになった昆布からだしが出てるって…煮干も同じかな(-ω- ?)」

「なるほどな話。積年の疑問氷解、ありがとうございます」

といったコメントが多数寄せられている。

この漫画はどのような経緯で描かれたのだろうか?川田さんにお話をうかがってみた。

中将タカノリ(以下「中将」):多くの人にとっての長年の疑問に向かい合ったユニークな漫画ですね。この作品を描いたきっかけをお聞かせください。

川田:まさにテツandトモさんのネタ「昆布が海の中でダシが出ないのなんでだろう〜」を見たのがきっかけです。

中将:やはりそうなんですね(笑)。
川田さんには以前ラジオ番組「Interviews On!」(Kiss FM KOBE)でお世話になったことがあり、ラジオやテレビのお仕事がメインの方なのかと思ってましたが、今回のような漫画も描いていらっしゃったとはびっくりしました。

川田:小さい頃からさかなが大好きで「さかなってオモロイねんで!」とさかなの魅力を伝える4コマ漫画を描いているんです。さかなを好きになると海が綺麗になると信じて「出来る限りわかりやすくオモロく」をモットーに伝えていきたいと思っています。最近、さかなを好きになってくれた子どもが「潮干狩りの時にゴミも拾ってきたよ」と報告してくれて感動しました。いつか作品を本として出版して、多くの子どもたちにさかなや海の魅力を伝えたいと思っています。

中将:今回の漫画にも大きな反響が集まってますね。昆布の謎は大人の方にも響いたようです。

川田:料理研究家の方も「知らなかった!へぇ〜」とリアクション頂いてたのが嬉しかったです。大人がさかなを食卓に並べないと子どもは食べる機会も減ってしまうので、SNSでは大人に楽しく見てもらえるようにも心がけてます。

「川田 一輝プロフィール」
ラジオDJ、アナウンサー、ナレーター、イベントMC。
1990年、大阪生まれ。
関西学院高等部、関西学院大学法学部法律学科出身。
高校からGlee clubを始め大学ではハモネプに2度出場。
歌と同じように「声で人をしあわせにしたい」。

公式サイト:http://kawata-kazuki.mystrikingly.com/
Instagram:https://instagram.com/kawayanfishing/

 ◇ ◇

川田さんはInstagramでも魚に関する漫画を精力的に投稿中。いずれも楽しく興味深い作品ばかりなので、ご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。

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