こども店長から早10年・加藤清史郎、「ごく普通の小学生」大ブレイクした感覚ゼロ

石井 隼人 石井 隼人
普通の小学生だった加藤清史郎(撮影:石井隼人)
普通の小学生だった加藤清史郎(撮影:石井隼人)

“こども店長”で一躍注目を集めたのは、子役時代の8歳のとき。街中で「店長!」と声をかけられることもあったという。しかし本人としては「大ブレイクしたという感覚はあまりなくて。当時から『ブレイクしてどうなりましたか?』『周りの友達の反応は?』と聞いていただくこともありましたが、学校にも普通に通っていましたし、みんなと同じように学校生活を送っていました」と振り返る。

多忙に浮足立たなかったのは周囲の理解も大きい。「僕が仕事に行くのは、放課後にみんなが野球チームに行くのと一緒。テレビに出るという特殊な面はあるけれど、習い事としてやりたいことをやっているだけ。クラスメートはそんな感覚で理解してくれていたので、僕としても本当にごく普通の小学生という感覚でした」と特別視されることはなかった。

芸能デビューは1歳1ヶ月というベテランの域。思い出作りから始めた俳優業も今では天職だ。7年ぶりの主演映画『#ハンド全力』が7月31日に全国公開される。「子供の頃の夢は忍者かプロ野球選手か警察官。役者をやっていたらそれが全部できる。『忍たま』で早々に忍者の夢も叶えられました。朝も早くて辛い撮影もありますが、それを優に超える面白味がある。俳優として仕事は『楽しい!』の一言です」。“こども店長”も今は昔。しかし新鮮な気持ちは今も変わらない。

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