歌舞伎町での国会議員のハレンチな行為が明らかになり、にわかに脚光を浴びたセクキャバ。“超濃厚接触”ができるセクシーなキャバクラだが、兎我野町の風俗案内所では「キャバクラは紹介できますが、セクキャバは開いてないので紹介できないんですよ…」と口をすぼめた。
セクキャバは密閉、密集、密接の“三密”
都市封鎖の前に、大阪ではセクキャバが封鎖!?もうひとつの歓楽街・十三(じゅうそう)のキャッチの男性も「イチャキャバ(恋人気分でお酒が飲めるキャバクラ)くらいならまだなんとか紹介できますが、セクキャバは…」と首を振る。会話を楽しむだけのキャバクラとは違い、セクキャバは密閉、密集、密接の“三密”がパーフェクトにそろう。「濃厚接触を怖がったり嫌がったりで、セクキャバは女の子が出勤しない」と店関係者はこぼす。
コロナ禍で店舗型風俗店が閉まる中、その需要を派遣型風俗店がくわえ取っているようだ。万全なコロナ対策を掲げるデリヘル店が多く、電話口から出勤女性の検温や手洗い・うがい、部屋の換気の徹底を説明。「一緒に喉うがいしていただきます」や「ホテルの部屋の窓とドアを開けっぱなしにします」と“予防”を強調したが…。
お客様にマスクを差し上げてます
十三のあるデリヘル店では、コロナ対策を強調した上で「それでも心配なお客様にはマスクを差し上げてますし、女の子にも着用させます」と、全国民が渇望するマスクの無料配布をうたう。店員の気配りで安心…いやいや、マスクを着けたところで結局、濃厚接触以上になる気がするが…。コロナの影響をモロにうけている夜の街はしたたかで、少しせつない。