タピオカ終焉?次の『映え』スイーツは「イチゴ」だ! 贅沢盛りが話題…近鉄百貨店・催事バイヤーに聞く

山本 明 山本 明

ただいま全国ではいちごスイーツ専門店が続々とオープン中です。「タピオカブームが去り、次なる『映え』スイーツとしてイチゴに注目が集まっている」といい、イチゴの美しさを引き立てる華やかなこだわり商品が続々と誕生しているそう。

先月1月15日にも淡路島の農家が手がけるいちごスイーツ専門のカフェ「グリナリウム・グレイナリー」(兵庫県淡路市)が開店するなど、関西でもブームは活況です。3月5~8日、近鉄百貨店あべのハルカス本店のウイング館9階催会場では、イチゴスイーツの人気店、約20店を集めた「いちごPARTY 2020」が開催されます。今どきのイチゴブームについて、物産展のバイヤー・宇治信利さんに聞きました。

   ◇   ◇

―最近のイチゴスイーツブームの特徴は。

「インスタ映えするように、贅沢にイチゴをぎっしり敷き詰めるような外観が人気です」

―昔はイチゴって1粒1粒大事に食べていた気がしますが…使われている量がすごいですね。

「札幌の『〆パフェ(夜の食事や飲みの締めに楽しむパフェのこと)』として有名な、北海道『ベリーベリークレイジー』の『いちごぱふぇ(1,958円)』はいちご1パック分を使っています。こちらは浦河町のいちご農家『うらかわ菅農園』直送の『かおり野』をはじめとする冬イチゴをふんだんに使用。イチゴをたっぷり食べる、というのがブームのトレンドですから、そういう意味でも今どきのパフェですね」

―ソフトクリームもありますね。

「大阪の人気イチゴスイーツ専門店『ストロベリーマニア』の『いちごのチョッピリーソフト(ミックス)650円』は甘酸っぱいいちごとミルクソフトが相性抜群です」

―いわゆる「ブランドもの」は?

「希少種はやはり人気です。イチゴの産地として知られる栃木から誕生した『スカイベリー』は色艶、形、味わいすべてが揃った一級品。こちらを上質な生クリームと重ねた極厚サンド、『フルーツダイニング8010(パレット)』の『スカイベリー苺サンド、1パック・3切入、1,383円)もぜひ』

―どれを選べばよいのか、迷ってしまいます…。

「もともとイチゴ畑のそばには地元の喫茶店があったりして、そこで供していたイチゴが外観、味わいともに洗練されて都会へ、というのが今回のブームの流れです。イチゴは1月から収穫が始まり、3月にはあらゆる種類が出そろいます。カラフルなイチゴの魅力を視覚と味覚の両方で堪能してください」

※表示価格はいずれも税込

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