茨城県内のある道の駅で、2匹の子猫が段ボールに入れて捨てられていた。その後飼い主となる、ねこ(@neko_musk)さんが発見して自宅に連れて帰るまで3日間もその場で放置されていた。2年後、飼い主が保護当時と大きく成長した写真をTwitterに投稿したところ、そのギャップで猫党をメロメロにさせている。
ねこ(@neko_musk)さんが9日に投降した「段ボールに入った『絵に書いたような捨て猫』たっだ(^_^; 今や重量系女子」に多くの反応が寄せられた。「小さい頃はお団子みたいで可愛い…こんなに美猫になって」「「小さい頃、めちゃ可愛いですね 2色のハート模様もいいですね」「おしりのハートがかわいいw」。三毛猫たちはそれぞれ「小桃」「小夏」と名付けられた。おしりにハート柄があるのが小桃ちゃん。「二匹揃っての振り返り美人でチャームポイントの二色ハートを強調。良いですね〜」とその成長ぶりに感心するリツイートも。
最初に発見したのは動物嫌いの母だった。「道の駅に捨て猫がいるよ、かわいい三毛猫だよ」。すぐに現地に駆け付けた。「箱を覗いたら声とはまるで違う小さい猫が全身の力を振り絞るように必死に鳴いていました。いたたまれなくなって…」とすぐに自宅に連れて帰ったという。
もともと動物好きで、過去にはフェレット4匹とスカンクを飼っていた。その後、グレートデンという大型犬を飼っていたが、その愛犬が亡くなって以来数年ペットロスに陥っていた。愛犬が体重64キロもあったことから、170グラムというあまりに小さな子猫をこわごわと世話をした。
猫を飼うのは初めてだったが、猫の魅力にすぐにはまった。小桃ちゃんと小夏ちゃんはとても仲がよく、いつも一緒に行動している。どちらか一方の具合が悪くなって動物病院に連れて行くときも、もう一方の猫が「にゃ~」と鳴き続けるので仕方なく付き添い役で同行させるほどだ。
小桃ちゃんはかまってちゃんな性格。でもなぜか抱っこは嫌い、大胆で度胸がいい。小夏ちゃんはおっとりマイペースだが、芯は小桃ちゃんより強いという。「繊細で猫らしいのは小夏かもしれません」(@neko_muskさん)。食事はドライフードが中心だが、爪切り後に与える「ちゅ〜る」は2匹とも大好物。保護当時わずか170グラムしかなく「お団子」みたいだった三毛猫姉妹は4.7キロまで体重を増やし「重量系女子」にまで成長した。