ジビエのシーズンには、宮津のイノシシでつくった自家製ソーセージも登場。メニューは基本的におまかせで、ランチは3000円、ディナーは4000円(若干変動あり)。予算を伝えて食べたい食材を相談することもできる。
ソファ、テーブル合わせ10席あまりのゆったりとしたフロアは、ご近所の主婦や若者グループなど、いろんなお客さんが寛いでいる。夜は大阪ほか遠方から、泊りがけで気合を入れて食べに来る食通も多いとのこと。教会のヒーリング感と店主の地元食材への愛により、街なかのグルメレストランにありがちな緊張感は一切なし。店の雰囲気は教会=ロマンチックというより、ざっくばらん。料理上手の兄貴が教会でのびのびやっている感じ。くつろいでおいしいものが食べられるのが、何よりうれしい。
温泉もあり、市街地を離れれば昔ながらの里山の風景が残る綾部は、若者の移住者によるカフェやベーカリー、農家民宿なども徐々に増えていて、泉質の良い温泉もある。駅から歩ける場所にあるこの教会レストランは、オーガニック小旅の出発点としてもおすすめだ。これは行くしかないでしょう。私を教会に連れてって!
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