大阪地下街「ホワイティうめだ」約50年ぶりリニューアル 朝から飲める聖地に9時半から行列

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 大阪・肥後橋で、2000年より立ち飲み居酒屋として人気を誇ってきた「わすれな草」。狭いカウンターでたくさんの人が飲めるよう、譲り合いながら肩を入れて立つさまを地元誌「ミーツ・リージョナル」に「ダークダックス立ち」と命名された人気店だ。

 店内は座って飲むスタイルに変貌を遂げたが、メニューの多彩さも価格も以前とほぼ変わらない。品書きや古い看板も前店から運び込んだ。変わらないどころか追加されたメニューは、日本酒やワインの種類とジビエ料理。新鮮な鹿とイノシシが、刺身やタタキ、串焼きや唐揚げとなって登場した。名物のチキンカレーリゾット(480円)も健在だ。

 もう1軒は、堺魚市場で1982年に創業した「天ぷら 大吉」(大阪府堺市)。本店は仲買人のお客が多く、深夜0時から営業する店として、大阪の酔人にはおなじみだ。最後の仕上げに天ぷらと名物のアサリ汁を目当てにタクシーを飛ばして駆けつける。そのアサリ汁だが、本店では食べた後の貝殻を床に捨てるのがこちらの流儀。

 カウンターが狭いため、床に捨ててもらった方が、店側も片付けがしやすいというのが理由だが、梅田店では「残念ながら衛生上の問題でアサリの殻は床に捨てられなくなったんです」と代表の津本啓之さん。そのかわり、アサリの貝殻が床にかわいく埋められている。好きな具材を選んで注文する揚げたての天ぷらは70種類以上、120円〜。日本酒も10種そろえる。ともに営業は朝11時から23時。奇数月第3木曜、元旦休

ホワイティうめだ https://whity.osaka-chikagai.jp

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