お子さまの初めての「観劇」はいかが 5月24日、尼崎で乳幼児向け劇場体験

黒川 裕生 黒川 裕生

 0~3歳児を対象にした劇場体験の催しが5月24日、尼崎市のピッコロシアターである。「集中力がもたない」「どうせ泣くから」と乳幼児の観劇を諦めているみなさん。ここならどれだけ騒いでも、泣いても、なんなら寝ても、大丈夫ですよ。

 「小さいうちから“本物”の感動に触れてほしい」との思いから、同シアターが2013年、「はじめての劇場体験」を掲げて始めた。今年公演する宮城県の「てんたん人形劇場」は、言葉のリズムと動きだけで展開するのが特徴。この企画に登場するのは2015年以来だが、前回も子どもたちが食い入るように「観劇」する様子が見られた。「子連れで気軽に出掛けたい」という保護者からも好評で、リピーターもいる。

 事業を担当する同シアター業務部の田房加代さんは「0歳以上は誰もが釘付けになる、言葉によらない表現。生の演劇を通じて、『赤ちゃんはわからない』ではなく、『赤ちゃんだからこそ大人よりもシンプルに面白さを感じる』ということに気付いてもらえるはず」と期待する。

 午前10時、同11時半の2回公演。各回先着100人。0歳以上は一律ひとり500円。(まいどなニュース・黒川裕生)

 ◆ピッコロシアター◆

 尼崎市南塚口町3-17-8

 TEL:06-6426-1940

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