都営大江戸線・清澄白河駅(東京都江東区)の構内にある不思議な配列の蛍光灯がSNSなどで話題になっている。ツイッターでは今月3日、この画像をアップしたユーザーのツイートが、12日までに約2万9000件もリツイートされるなど反響を呼んでいる。果たして、この蛍光灯は何なのか。現地に足を運んで実態を探った。
同駅の改札を出て、清澄庭園方面に至るA3出口を左手に見ながら、そのまま直進すると地下駐輪場につながる通路がある。全長はゆっくり歩いて約80歩。土曜日の昼下がり、人通りはほとんどなかった。その低い天井を見上げると、無造作なようでいて、何らかの法則性に貫かれたような配列の蛍光灯群。昼間も煌々(こうこう)と光を放っている。
投稿者が「不安になる配置」と指摘する空間に圧倒され、めまいがしそうになったが、慣れてくると何だか面白くなってきた。通行人がいない時間帯だったこともあり、上を向いて何往復もした。指折り数えてみると、蛍光灯は37本あった。
当該ツイートへの返信コメントを見ると、「テキトーに試し打ちしたホッチキス感」「設計ミス?」「酔った時にまっすぐ見える配置」「狂気を感じさせる美しさ」「幻想怪奇映画のワンシーン?」「なんか異世界行きそう」「地味に怖い」「頭痛くなる」「屋根裏の配線状況が見たくてしょうがない」といった感想が並ぶ。