淡路島舞台のRPGがすごすぎ 地方創生ものと思ったら…なにこの切なさ!完成度!  

 「ゴールデンウイークに淡路島に来て、名所に設置したキャラクターの等身大パネルと一緒に写真を撮りたいという問い合わせがあるなど、効果は出てきています。島の住民からは、ゲームをきっかけに夫婦の会話が生まれたという声も聞きました」と担当者。ツイッターなどで情報発信するゲームファンもおり、そこそこの盛り上がりは見せているようだ。

■ゲームバランスは難しめ、やり込み要素にも注目

 井桁屋の担当者を取材したところ、今回のRPGの開発あたり、数回にわたって淡路島を訪問。淡路島日本遺産関連の資料を、何度も読み返した。これまでの自治体RPGの開発経験を生かし、「地域の魅力や観光資源を、押しつけがましくないように物語に組み込んだ」という。ゲームバランスは難しめに設定。確かに、けっこうな回数で全滅した。

 「ゲームをきっかけに淡路島を訪れてくれる方々が増えれば何よりもうれしく思います。今すぐの訪問には結びつかなくても、淡路島への親近感や興味を深めていただいたり、ふとした時に淡路島を思い浮かべてもらったりするだけでとてもうれしいです」(担当者)

 クリアまでのプレイ時間は25~30時間程度を想定。筆者はダウンロードから約10日でクリアしたのだが、やはりストーリーは切なかった。だが、担当者からは、ものすごく難しい条件をクリアすると、さらに楽しめるという情報が。ということで、現在もレベル上げにいそしんでいる。

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