なぜ「八十八夜」のお茶は縁起が良い?日本人が好む「八」という文字

八十八夜の頃に摘まれた茶は昔から縁起がよいとされてきた(udonsuki/stock.adobe.com)
八十八夜の頃に摘まれた茶は昔から縁起がよいとされてきた(udonsuki/stock.adobe.com)

 なお、八十八夜の3日後には「立夏」を迎えるため、昔からこの日は夏の準備を始める日ともされてきた。農作物への霜害の心配がなくなる節目ともとされており「八十八夜の別れ霜」という言葉もある。苗代のもみ蒔きや、畑作物の種まき等が始まるのも、ちょうどこの時期だ。

 「平成」と「令和」の時代をまたいで訪れる今年の「八十八夜」。10連休はスケジュールがぎっしりという人も、この辺で、お茶でも飲みながら一息ついてはいかがだろうか。

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