近くの公園でも大丈夫。「自分が楽しめる」ことを
日本で初めて「プレーリーダー」という職業に就き、40年にわたり子どもの遊びにかかわってきたNPO法人「日本冒険遊び場づくり協会」(東京都)評議員の天野秀昭さんは「子どもを楽しませてあげよう、と思うと失敗します。まずはお父さんが楽しいことを探して」とアドバイスします。「例えば、近くの公園の砂場で、本気で超巨大な彫像を作ってもいい。道具がなければ、プリンやラーメンの入れ物でも十分。頑張りすぎるとお父さんの方が疲れるし、子どもがかわいくなくなっちゃう。それもお母さんの大変さが分かるという意味ではいいことでもあるけれど、せっかくの機会。子どもと一緒に楽しめるものを見つけたら、すごく素敵な時間になりますよ」