大阪の最強パワースポットのひとつ「サムハラ神社」(大阪市西区)が相変わらず大人気だ。なかでもお守り指輪「御神環」は今も入手困難。しかし、ありがたいことに「銭形肌守り」など、その他のお守りも“ご神徳”は同じとのこと。実際に参拝者の声を聞いてみた。
「サムハラ」は“不思議の四文字”
新年を迎え、各地の神社仏閣は初詣客でにぎわった。ここ「サムハラ神社」も例外ではなかったが、それは正月に限ったことでない。聞けば、平日の昼下がりでも参拝客は後を絶たないとのこと。実際、取材で訪れた日はいたって普通の平日だったが、東京、福岡といった遠方から訪ねて来た人や香港からの夫婦に出会うことができた。その一方で、自転車で駆けつけ、お参りする人もいる。
人気の理由は、そのパワー。神字で表される「サムハラ」(文中はカタカナで表記)は“不思議の四文字”として昔から災難を除け、身を守る力があると言われてきた。先の大戦中には「弾除け神社」としても知られた。
時は流れ、現在。サムハラの四文字が刻まれた指輪型のお守り(3000円)は伊勢神宮の式年遷宮あたりから絶大なご利益があるとSNSなどで評判に。大阪市在住の女性実業家(55)も、それを実感している一人だ。
「4年ほど前に、にっちもさっちも行かない状況になった際、知人に紹介され、初めてお参りに来たんです。そしたら運よく指輪が購入できて。トラブルも解決しました」
今回は無事に海外旅行を終えたことへのお礼参り。「過去にはニューヨークに季節外れの大雪が降って、3日間足止めされるなど海外旅行ではトラブル続きでしたが、今回は好天続きでした」と感謝した。