それは同乗者もみな同じ。会社の同僚10人ほどで参加していた隣の男性客は「ビア電には乗ったことがあったので、次は地酒電車を狙ってました。大吟醸、おいしいです。期間内にもう1回来たい」とほろ酔い口調で話してくれた。
近江鉄道の企画列車には夏のビア電と秋のワイン電車もある。ちなみに一番古いのは1996年にスタートしたビア電。だが、地酒電車も年々その存在感を高めつつある。運行便は昨年までが毎週、木、金、土曜で1日1便限定の計20便。ところが問い合わせが相次いだため、今年は日曜も加えた週4回、計36便に増やした。
1月24日から始まった運行期間は3月24日まで。土日を中心に満席の日もあるため、同社ホームページなどで空き状況や出発時刻などを確認した方が良さそうだ。料金は1人4500円。問い合わせは近江トラベル0749(24)8103まで。