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ブランドものに興味がなかった義母→遺品の「エンジのカバン」と書かれた箱を開けたら…… 高級品で驚愕「素敵な形見ですね」「なんでか鳴きそうになった」

梨木 香奈 梨木 香奈

「ブランド物にはまったく興味がなかった亡き義母。遺品の中から新品のカルティエのバッグが出てきた……。そうだね、『エンジのカバン』だよね。お義母さんらしい」

そんなコメントが添えられた1枚の写真がXで話題です。投稿したのは、中田文花(もんか)さん(@nakatabuncho)。日本の伝統文化や寺社仏閣、法要儀式などを題材に絵画を描く、在家の尼僧(華厳宗)でもある日本画家・造形作家です。

写っているのは、「レ・マスト・ドゥ・カルティエ」の化粧箱に入った、ボルドーカラーのヴィンテージショルダーバッグ。箱の手前側には、黒い油性マジックで「エンジのカバン」と手書きされています。

投稿には「#大阪のオカン」のハッシュタグも。高級ブランドのバッグを大切に保管しながらも、特別な呼び名をつけることなく、その色をそのまま「エンジのカバン」と記したところに、お義母さんの飾らない人柄がにじみます。

投稿には9300件を超える「いいね」が寄せられました。

「温かい気持ちになりますね」
「使いやすそうないい赤だな」
「なんでか泣きそうになってしまった」
「カルティエらしい色のバッグ、かわいい」
「エンジのカバンって言い方、めっちゃ好きです。素敵な形見ですね」

また、「どなたかからのプレゼントだったのでしょうか」との声に、中田さんは「誰にもらったのか、本当に謎です。どうしよう! 私が使うのがご供養になっていいかな」と答えています。

箱を開けてびっくり、義母らしさに笑み

バッグは、数年前に亡くなった義母の遺品を整理していた際に見つかりました。

箱に油性マジックで「エンジのカバン」と書かれていたため、中田さんは「ごく一般的なカバンかと思いつつ、開封してみた」といいます。ところが、中に入っていたのは、未使用とみられるカルティエのバッグ。「ブランド品が入っていたので驚きました」と振り返ります。

いつ、どのような経緯で手にしたものなのか、夫に尋ねてもまったくわからなかったそう。使用した形跡もなく、中田さんは「興味がないにもほどがある、と思わず笑ってしまいました」と話します。

また、「生前の義母は日本舞踊を習っていて、どこでも踊りだす楽しい人で、大阪の下町の人気者でした」と教えてくれました。

箱に残された素朴なひと言は、お義母さんの朗らかな面影まで、そっと連れてきてくれたようです。

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