冷却水(クーラント液)の補充のやり方
冷却水の補充はかならずエンジン(冷却水)が冷えた状態かつ、エンジン停止時に行いましょう。走行直後の場合、冷却水の噴き返しがあったりヤケドの危険があります。
また、タンクには「MIN」⇔「MAX」や「LOW(L)」⇔「FULL(F)」の刻印がありますが、走行中は冷却水の温度とラジエターキャップによる加圧/減圧に応じて増減しており、基本的に冷却水が冷えた状態で見ることを前提としています。
▽サブタンクに補充するタイプのやり方
冷却水の見えるタンクの蓋が樹脂やプラスチック製のものは、「サブタンク」と一般的には呼ばれており、サブタンク内は圧力が掛かっていません。そのため万が一、冷却水が高温のときに蓋を開けても冷却水が噴き出したりはしません。
補充したいときはサブタンクのキャップを開けて、MAXやFULL(F)の刻印があるラインまで補充します。
入れすぎるとそのときは大丈夫でも、後で冷却水があふれてしまう可能性があるので注意しましょう。また、サブタンクのある車はラジエターキャップを開けて補充はしません。
▽冷却水タンクの蓋がラジエターキャップになっているタイプのやり方
輸入車を中心に多いのが、サブタンクの役割も兼ねている冷却水タンクの蓋がラジエターキャップになっているタイプです。
このタンクは、冷却水が高温でラジエターキャップによって加圧されているときにラジエターキャップを開けると、冷却水が噴き出したり熱い蒸気が「プシュッ!」「シュ〜」と出るおそれがあるので注意が必要です。それに伴って冷却水の液面の高さも上昇します。
ラジエターキャップを開けたあとは、サブタンクタイプのものと同じく、MAXやFULL(F)の刻印があるラインまで補充します。
冷却水(クーラント液)の減りを確認する方法
冷却水の減りを確認する方法は、サブタンクもしくは冷却水タンクに刻印された「MIN」⇔「MAX」や「LOW(L)」⇔「FULL(F)」を目安にします。この間に冷却水の液面があれば問題ありません。
ただし、「MIN」や「LOW(L)」より液面が低い場合には冷却水がなんらかの原因で減っている可能性があります。
冷却水の交換や冷却水システムの修理後であれば、冷却水経路内に噛んでいたエアが抜けたことで液面が下がったことも考えられます。もしこの場合に該当するときは補充してしばらく様子を見てみます。
それでも液面が下がっているようであれば一度、整備工場で点検してもらうことをおすすめします。