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地方移住に必要な条件の1位は? リモート勤務層とフル出社層で違い明確に

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

もし、みなさんが地方移住を考えるとしたら、働き方についてどのような条件がありますか。株式会社LASSIC(東京都港区)が運営するWEBメディア『テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)』が実施した「地方移住と地方でのリモートワーク」に関する調査によると、「フルリモートで働ける仕事」が最多となりました。

調査は、テレワーク/リモートワークを経験したことがある全国の20〜65歳のワーキングパーソン男女1005人を対象として、2026年2月にインターネットで実施されました。

まず、「将来、地方移住(現在の居住地より地方への引っ越し)を考えるとしたら、働き方についてどのような条件があれば実現できそうですか(すでに地方在住の人は、都市部からの移住者に必要だと思う条件)」と尋ねたところ、「フルリモートで働ける仕事」(38.5%)、「地方でも都心と同等の給与」(28.2%)、「週1~2日程度の出社で済む仕事」(26.7%)が上位に挙がった一方、「どんな条件でも地方移住は考えない」(18.2%)という回答も見られました。

これを出社形態別に見ると、フルリモート勤務者(166人)では「フルリモートで働ける仕事」(55.4%)が「地方でも都心と同等の給与」(21.1%)を34.3pt上回りました。

また、ハイブリッド勤務者(433人)でも「フルリモートで働ける仕事」(39.5%)が最多となった一方、フル出社者(406人)では「地方でも都心と同等の給与」(31.5%)が最も多くなり、「フルリモートで働ける仕事」の選択率は、フルリモート勤務層とフル出社層で24.9ptの差が見られました。

男女別(男性527人、女性478人)では、「フルリモートで働ける仕事」(男性36.6%、女性40.6%)は女性が4.0pt多く、「地方でも都心と同等の給与」(同30.4%、25.7%)は男性が4.7pt上回ったほか、男女差が最も大きかった項目は「どんな条件でも地方移住は考えない」(同15.7%、20.9%)でした。

さらに、年代別で見ると、「どんな条件でも地方移住は考えない」とした人は、20代で8.7%、30代で15.6%、40代で15.7%であったのに対し、50代では25.7%、60代では27.4%と年代が上がるにつれて増加する傾向が見られました。

一方、「フルリモートで働ける仕事」では、全年代で33〜41%の範囲に収まっており、最大差は20代と40代のあいだの7.7ptにとどまっています。

また、「地方でも都心と同等の給与」は、40代が32.5%で最も高く、20代と40代の差は11.3ptとなり、「フルリモートで働ける仕事」が3項目のなかで年代差が最も小さい項目となりました。

続いて、「地方に住みながらリモートワークで働くことについての考え(すでに地方在住の人は実感)」を尋ねたところ、「地方に住みながら都心の仕事ができるのは魅力的」(33.0%)、「生活コストが下がり、経済的にゆとりが持てそう」(31.3%)、「自然が多い環境で働けるのは理想的」(20.5%)といった回答が上位に。

また、男女別では、「都心の仕事ができるのは魅力的」(同34.7%、31.2%)、「生活コストが下がり、経済的にゆとりが持てそう」(同36.4%、25.7%)、「自然が多い環境で働けるのは理想的」(同23.7%、16.9%)のいずれも男性が上回りました。

一方、女性が男性を上回った項目としては、「都心の利便性を手放したくない」(同10.6%、17.4%)、「通信環境が不安」(同10.8%、15.1%)、「満員電車に乗らないだけで優勝」(同12.9%、16.7%)などが挙げられました。

最後に「地方×リモートへの不安」を出社形態別に調べたところ、フルリモート勤務者は「通信環境が不安」(13.3%)、「同僚との関係構築が難しい」(9.0%)、「キャリアアップが難しそう」(5.4%)の3項目すべてで全出社形態中の最低値となりました。

一方、ハイブリッド勤務者では「キャリアアップが難しそう」(17.6%)、フル出社者では「同僚との関係構築が難しい」(19.2%)がそれぞれ全出社形態中で最も高くなりました。

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【出典】
▽株式会社LASSIC
https://www.lassic.co.jp/

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