みなさんは、定年を迎えた後はどのような働き方をしたいですか。株式会社LASSIC(東京都港区)が運営する、WEBメディア『テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)』が実施した「リモートワークと定年後の働き方」に関するアンケート調査によると、「自宅でできる仕事で体力的負担を減らしたい」が最多となりました。
調査は、テレワーク/リモートワークを経験したことがある全国の20〜65歳のワーキングパーソン男女1004人を対象として、2025年8月にインターネットで実施されました。
まず、「定年後(65歳以降)に希望する働き方」を尋ねたところ、「自宅でできる仕事で体力的負担を減らしたい」(42.5%)が最も高く、次いで「週2〜3日だけ働く柔軟な勤務スタイルを希望する」(38.9%)、「年金+少しの収入で無理なく働きたい」(24.1%)が続きました。
内閣府「令和6年版高齢社会白書」によると、令和5年時点の65歳以上の就業者数は914万人に達し、就業率は25.2%と過去最高を更新しています(※)。人生100年時代を迎え、定年後も働き続けることが一般化する中、どのような働き方を望むかという意識が浮き彫りとなりました。
(※)内閣府『令和6年版高齢社会白書』
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2024/html/zenbun/s1_2_1.html
現在の勤務形態別に「自宅でできる仕事で体力的負担を減らしたい」と答えた割合を見ると、フルリモート勤務者は50.0%、フル出社者では42.1%と、7.9ポイントの差が見られ、在宅志向の項目で顕著な差が確認されました。
また、「趣味や特技を活かした在宅副業をしたい」と答えた割合は、フルリモート層で21.2%、フル出社層で14.2%と、7.0ポイント差、「会社に所属しながらも在宅で長く働き続けたい」と答えた割合は、フルリモート層が22.4%、フル出社層では17.0%で5.4ポイント差となりました。
一方で、「週2〜3日だけ働く柔軟な勤務スタイルを希望する」は、フルリモート層が36.5%、フル出社層が37.3%とほぼ同水準となり、勤務日数の柔軟性を求める志向は、現在の勤務形態に関わらず共通していることがうかがえました。
さらに、年代別×勤務形態別に見ると、50代のフルリモート勤務者の過半数が「自宅で体力的負担を減らしたい」(52.6%)と回答。60〜65歳のフルリモート勤務者では70.0%に達しています。
これを同年代のフル出社層と比較すると、50代フル出社の人で42.5%、60〜65歳フル出社の人で33.8%となり、年齢が上がるほどフルリモート層とフル出社層の差が広がる傾向が確認されました。
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【出典】
▽株式会社LASSIC
https://www.lassic.co.jp/