照明のプロが教える、「蛍光灯」と「LED」のキホン
「蛍光灯」と「LED」について同社のライティング事業部の鈴木勝氏は以下のように回答しています。
▽Q.蛍光灯とLEDの見分け方を教えてください
照明のカバーをあけて中を見てみてください。一概には言えませんが、蛍光灯はチューブ状のガラス管で、棒状(直管)や円形(丸管)、あるいは2本から4本が連結されたブリッジ形状(ツイン蛍光灯)のものがほとんどです。
一方、LEDの場合は光源部分が取り外せないような一体構造になっていたり、黄色やオレンジのツブツブ(LEDの粒)がたくさん並んでいる構造のものが多いです。
また、型番が確認可能であれば、ランプの根元の樹脂部分や、端部をみると蛍光灯の場合はF(Fluorescent Lampの略)からはじまる品番がほとんど(電球型蛍光灯はEF)ですので、品番の記載があるものは確認してみてください。
▽Q.蛍光灯からLED照明に交換できる場合と工事が必要な場合、それぞれ見分け方はありますか?
天井に引掛シーリングなどの配線器具がついている場合は、シーリングライトやペンダントライトはご自身で取り外して、LED照明器具に交換が可能です。
ご自身でLED照明に交換できないケースとしては、天井や壁に直付け(または埋め込み)されているシーリングライト、キッチンや洗面所の照明器具、コンパクト形蛍光灯(ツイン蛍光灯)を使ったダウンライトなどを交換する場合です。
この場合、一般的に電気工事が必要となります。これらの作業には「電気工事士」の資格が必須ですので、お近くの電器店・工事店にご相談ください。
また、配線器具がなく天井に直に設置されている照明器具は、交換に工事が必要になる可能性がありますので、お近くの電器店・工事店にご相談ください。
▽Q.電気工事にかかる費用は、どれくらい?
費用は事前調査や工事費、出張費など電器店・工事店によって異なるため、各店舗へお問い合わせください。工事にかかる時間の目安は、例えば流し元灯の交換など一般的(※)な電気工事の場合、1か所あたり数分~15分程度です。
※取り付けのための壁・天井の補強工事や配線位置の変更などがない場合。設置場所や工事の内容によって異なります。また、電気工事ができない場合もあります。
▽Q.以前、蛍光灯照明からLEDシーリングライトに交換していれば、そのままでいいですか?
LEDであっても10年以上使っている場合は、点検・交換の検討が必要です。照明器具の適正交換時期は約10年です。LEDシーリングライトが登場してから10年以上経っているため(同社は2011年から発売)、出始めの頃に交換して10年以上使っている場合は、点検・交換を行ってください。
外観に異常がなくても、内部の劣化は進行しています。またLEDモジュールの劣化に伴って明るさは徐々に落ちて暗くなっていくため、快適性が損なわれている可能性があります。
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【出典】
▽パナソニック調べ