イグニッションコイルが故障した際の症状例
イグニッションコイルが故障したときに発生する症状として、「エンジンが掛からない/掛かりにくい」「アイドリングが不安定になる」「加速不良になる」「エンジンチェックランプが点灯する」といったものが考えられます。それぞれについてくわしく解説します。
▽エンジンが掛からない/掛かりにくい
イグニッションコイルはエンジンの燃焼室内で混合気に点火して燃焼し動力を生み出すために欠かせない部品です。そのイグニッションコイルが故障しているとなれば、正常にスパークプラグに点火信号を送ることができなくなります。
混合気に点火できない(点火が弱い)とエンジンが動くための動力を生み出せないので、エンジンが掛からないまたはエンジンが掛かりにくいという症状が発生することがあります。
▽アイドリングが不安定になる
イグニッションコイルの故障により正常な燃焼が行えないエンジンは、アイドリングも不安定になることがあります。
アイドリングが不安定になると「ガタガタ」「ブルブル」と車体が振動するのを感じたり、エンジン回転数を表すタコメーターの指針が小刻みに震えたりする症状が出ます。
▽加速不良になる
正常な燃焼が行えないことで、加速時のパワー不足を感じることがあります。アクセルを踏み込んでも思うように加速せずに、車体の振動を伴うこともあります。
また、アイドリングが正常でもエンジン回転数が上昇するとエンジン回転のラフさ・不安定さを感じることもあれば、逆にアイドリングが不安定なのにエンジン回転が上昇して通常走行する分には不具合を感じないこともあります。
▽エンジンチェックランプ点灯
イグニッションコイルが壊れるとそれをエンジンコンピューターが検知して、エンジンチェックランプを点灯させることがあります。
しかし体感できる不具合が出ていたとしても、必ずしもエンジンチェックランプが点灯するとは限りません。
一方で体感する不具合が一切なくても、イグニッションコイルの故障を検知して、エンジンチェックランプが点灯することがあります。