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ガソリンエンジンに欠かせない「イグニッションコイル」の寿命はどれくらい? 故障症状や交換費用について現役整備士が解説

村田 創(norico by ガリバー) 村田 創(norico by ガリバー)

イグニッションコイルが壊れる理由

イグニッションコイルが壊れる理由は「強い衝撃が加わる」「エンジンルーム内の熱害を受ける」「被水する」「経年劣化」などが考えられます。主な壊れる理由についてそれぞれ解説します。

▽強い衝撃が加わる

事故による強い衝撃を受けたりすると、イグニッションコイル内部の基板が損傷する恐れがあります。

また、点検するときに取り外した際、誤って落としてしまったり踏みつけてしまったりといった衝撃で壊れてしまうことも考えられます。

▽エンジンルーム内の熱害を受ける

車種やエンジン、走行条件によってはエンジンルームに熱がこもりやすく、その熱害によってイグニッションコイルが早期劣化する原因となる場合があります。

(例:狭いエンジンルームにハイパワーなターボエンジンを搭載している車でサーキット走行を繰り返すなど)

▽被水する

冠水路の走行や、ボンネットを開けた状態でエンジンルームに大量の水が掛かってしまうなど、万が一エンジンルームに水が浸入したとき、イグニッションコイルが被水する恐れがあります。

被水が原因で、「イグニッションコイル内部の基板がショートして壊れる」「内部に錆が発生して正常に通電できなくなる」といった不具合が起こる可能性があります。

基本的にはこのような不具合が起こらないように各所防水されていますが、長年の使用でイグニッションコイルのゴム部位が劣化しているなどの理由により、水が内部に浸入する恐れがあります。

▽経年劣化

ゴム部分の劣化のうち、スパークプラグが取り付けられる箇所については、イグニッションコイルの電気が外部にリークする不具合に繋がることもあります。

リークが発生するとスパークプラグの点火に必要な電気が、イグニッションコイルから正常に伝達されなくなります。

またゴム部位の劣化のみならず、使い続けていればいつかは経年劣化によって壊れる日がくることも考えられます。

イグニッションコイルの寿命

一般的にイグニッションコイルは、いつか必ず交換しないといけないような部品ではなく、不具合が出れば交換する部品です。

現在では部品精度の向上などにより一度も交換することなく長年、走行している車も多いので明確にお伝えできるイグニッションコイルの寿命の目安というものはありません。

走行距離10万kmという大きなひと区切り以降は、これまでより壊れるリスクが高くなる程度に頭の片隅に留めておくとよいでしょう。

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