わくわくゲートはなぜ廃止された?
ユーザー評価が非常に高いわくわくゲートですが、2022年5月に登場した6代目ステップワゴンには採用されませんでした。
廃止された主な理由は、わくわくゲートの存在によってデザイン性が損なわれ、5代目の販売台数が伸び悩んだためです。
▽サブドアによるデザインの不評
5代目ステップワゴンは、ライバルと比べて販売台数が伸びませんでした。2020年や2021年の新車販売台数を見ても、これは明らかです。
【2020年新車登録台数】
・ステップワゴン:20位(3万4441台)
・ヴォクシー:10位(6万9517台)
・セレナ:11位(6万8648台)
【2021年新車登録台数】
・ステップワゴン:19位(3万9247台)
・ヴォクシー:9位(7万85台)
・セレナ:11位(5万8780台)
5代目ステップワゴンの販売台数が伸び悩んだ理由の一つが、リヤデザインでした。わくわくゲートによるバックドアの分割線や左右非対称のデザインを好まない消費者が一定数おり、このデザインが理由で購入を見送られるケースも多くあったようです。
▽6代目でも検討はされた
6代目ステップワゴンでも、わくわくゲートの導入は検討されたようです。しかし、調査で「そもそもサブドアによる分割線に抵抗がある」という意見が多く見られ、導入が断念されました。
5代目ステップワゴンは買い?
5代目ステップワゴンのわくわくゲートはライバル車にない特徴であり、バックドアの利便性を求めるのであれば、ぜひおすすめしたい選択肢です。
また、5代目は現行6代目よりサイズが一回り小さく、扱いやすいというメリットもあります。
▽わくわくゲートと相性のよい人
わくわくゲートは、特に以下のような人におすすめです。
・自宅やよく使う施設の駐車場が狭い
・バックドア開閉の負担を軽減したい
・極端に大きな荷物を積むことが少ない
・ベビーカーを載せることがある
・犬(特に大型犬)を飼っている
・6人以下で乗ることが多い
わくわくゲートがあれば狭い駐車場に対応しやすく、バックドアを開け閉めする負担を軽減できます。最近は電動式のバックドアを搭載した車も多いですが、オプション装備になることが多く、価格も高い傾向があります。
幅の広い荷物でない限り、荷物の出し入れはサブドアで完結できます。さらに、3列目シートの片側を格納すれば、ペットや人が乗り降りするのにも便利です。
▽5代目ステップワゴンの注意点
5代目ステップワゴンの購入を考える場合は、以下の点に注意しましょう。
・電装系トラブルを抱えた車両もある
・前期・後期で安全装備の充実度が異なる
近年の車は、装備が充実しているからこそ電装系のトラブルも多いです。エアコンや電動スライドドアなどの故障の有無を確認しましょう。
また、5代目ステップワゴンの前期モデル(2017年9月以前)は安全運転支援システム「ホンダセンシング」が非搭載の車もあります。後期モデルは基本的に全車搭載です。
▽わくわくゲート非搭載車もある
5代目ステップワゴンの選択でもう一つ注意したいのが、実はわくわくゲート非搭載車が存在する点です。
前期モデルではタイプ別の設定で、一部非搭載車がありました。後期モデルは基本的に全車標準装備でしたが、2020年1月以降には非搭載の選択が可能なモデルもあったため、搭載状況を確認しましょう。