「顔の余白が少ない方が美しい」…そんな価値観が、若者の間で定着しつつあることをご存知でしょうか。
とりわけ目の下にあるふくらみ【涙袋】は、顔の余白を埋めるために一役買うパーツとして憧れの対象であり、「目を大きく優しく見せる」「中顔面を短く見せる」などの効果で若い世代のトレンド指標となっているようです。
「non-no」による大学生を対象とした調査では、毎日のメイクの中で、「涙袋メイクが重要」と考える人が6割近くにものぼりました。
昨今は立体感のあるメイクで涙袋を強調するのはもちろん、ヒアルロン酸を注射して涙袋を形成したり、「アートメイク」と呼ばれる技術で刺青のように皮膚に色素を入れ込んだり、さらにはメスを入れる「外科的涙袋形成術」に踏み切ったりする若者も増えているのだとか。
今回お話を聞かせてくれたのは、ぷっくりとした「天然モノ」の涙袋を持つCさん。(東京都・28歳女性)友人同士で集まった際、ちょっと面白い出来事があったのだそうです。
Cさんの悩み、それは…
「泊まりがけで遊んでいたため、朝から女友達とテーブルを囲んでメイクに勤しんでいたんです。すると、今流行りの涙袋メイクをするかどうか?という話になって。不自然になるから難しいだとか、この歳になると逆に老けて見える、だとか」
─やはりそこでも涙袋の話題が出るんですね。
「はい。私も涙袋には憧れがあったので、『涙袋か〜。私は無いからな〜』と相槌を打ちました」
─??? Cさん、涙袋しっかりありますよね?
「そうなんです。友人たちも首を傾げて、『え?』『涙袋、あるじゃん』と言って来ました。驚いて手鏡で自分の目元を確認したんですが、やっぱり涙袋なんて存在していない。」
─どういうことなんでしょうか?
「私が手鏡で自分の顔を見つめているあいだ、友人達がしきりに『あ!涙袋消えてる!』『無くなっちゃってる!』と叫ぶんです。それで、手鏡から視線を外すと、『『涙袋ある!!』』」
長年気づかなかった、自分の「本当の顔」
─つまり…??
「どうやら、私は鏡を見つめる時に目をカッと開くクセがあるらしくて。どういうわけか、その表情をしている時は涙袋が伸びて無くなってしまうんです。表情筋がどう作用してそうなるかはわからないんですが、自撮りや集合写真なんかでも涙袋が消えているんです。」
─だから自分に涙袋があるという自覚が持てなかったんですね。
「はい。キメ顔に近いものだからかな、と思うんですが、もしかしたら今までずっと損をしていたのかもしれないですね(笑)」
Cさんの話は「ないと思っていたものが、実はちゃんとあった」という、ちょっと不思議でクスッとする出来事でした。
涙袋のように、今は細かいパーツまで注目される時代ですが、その日の表情やクセひとつで印象は変わってしまうもの。
流行のメイクや美容を楽しむのもいいけれど、もしかしたらすでに『持っているもの』がちゃんとあるかもしれない──…そんなふうに少し肩の力を抜いて、あらためて自分の顔と向き合ってみるのも悪くないのかもしれません。
◇ ◇
【出典】non-no
▽【最新涙袋メイク】「大学生の毎日メイクは"涙袋"が6割」涙袋命"な大学生のリアルボイス
https://nonno.hpplus.jp/beauty/trendmakeup/282682/
◇ ◇
◆はいどろ漫画 日常の事件や、身近なスカッと話をお届け!【はいどろ漫画】のInstagramで連載漫画を描いてます。
Instagramはこちら→ https://www.instagram.com/haidoromanga
◇ ◇