不動産価格の高騰やキャリア継続が求められる現代。ハイクラス層はいかに生活の変化による「精神的負担」を避け、今のパフォーマンスを維持しようとしているのでしょうか。リンク株式会社(東京都渋谷区)が実施した「恋愛・結婚観およびライフスタイル」に関する調査によると、年収1000万円以上の層の約6割が「都心居住」を希望していることがわかりました。不動産高騰下でも都心を希望する理由はどのようなことがあるのでしょうか。
調査は、同社が運営する恋活・婚活マッチングアプリ『ゴージャス』の18歳以上の男女ユーザー791人を対象として、2026年1月〜2月の期間にインターネットで実施されました。
まず、「交際・結婚後の生活」について尋ねたところ、全体の35.8%が「今の生活スタイルをできるだけ変えずに続けたい」と回答しました。
特に年収1000万円以上の層に限定すると、その割合は48.0%と半数近くにのぼり、収入が上がるほどキャリアや日常に影響を及ぼす変化を避ける傾向が明らかになりました。
また、「交際・結婚後の理想の住まい」については、全体の半数以上が「都心居住」(52.8%)を希望。特に年収1000万円以上の層では、その割合は62.6%にのぼり、キャリア維持と利便性を重視する姿勢がみられます。
「都心居住を希望する理由」としては、約6割が「仕事への影響を考え、都心での生活を維持したい」(61.0%)と回答しており、不便な場所への移住に伴う移動時間の増加や、日常生活における細かい判断ストレスを排除することが、多忙なハイクラス層にとっての最適解となっていることがうかがえました。
こうした理想の生活において欠かせない「家事育児分担」については、84.6%が「柔軟な分担」を支持。「家事代行を活用し、負担を最小限にしたい」というハイクラス層ならではの回答も見られ、家庭運営に積極的な姿勢が明らかとなりました。
最後に、「子どもを授かった際の育休」について尋ねたところ、男性の65.6%が「育休を取得したい」と回答し、なかでも20代男性では77.1%が取得を希望しており、キャリアと家庭の両立を前提とした「お互いのパフォーマンスを最大化させるための戦略」が浮き彫りになりました。