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トランス女性「女性下着店で採寸した!」←生物学的男性の投稿が炎上、元下着販売員の視点から見た「女性たちの不安と恐怖」の理由とは?

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

「女性に必要なもののスペース」を侵害しないで

「多分対応された販売員さんがSNSを見たら青ざめていると思います。まさかSNSに書かれるなんて思ってないでしょうし、自分の対応のせいで炎上するなんて…って思っていると予想しています。

これは憶測ですが、心の中では『気に障らないように…』って感じで、『JKに見えるから本当はOKしたいくらいなんですけど、会社の方針で試着はダメなんですよ~(笑)。でも採寸ならお母様と一緒ですし、お洋服の上からだから内緒でやっちゃいますね!』くらいの流れだったんじゃないかなと思います。

販売員さんを擁護するわけではありませんが、いちばん悪いのは、『男には必要ない』と言われているし、ましてや女性の格好をして生物学的女性が嫌がることをわかっていることをする”男性”だと思います。そこまでの責任を販売員に負わせないでほしい。お給料の問題とかでもなく、(店に)来たら警察呼んでもいいとかでもない。

本当に逆上が怖いんです。だからお互いのために来ないでください。

女子トイレと女子更衣室と女性専用車両もですが、『女性に必要なもののスペース』には入らないでください。

そして、女性もですが、どれだけあなたの認識の中では『女性』でも、そのお店が自分のモノでない限り許す権利はありません。1人だけならと思うかもしれませんが、その1人の行動がたくさんの女性を不安にさせるかもしれません。

どうか、自分の趣味嗜好は自分のモノの中で納めてください。売り物ですので」

<ちーちょろす 下着の魔法使いさんのXの投稿より>

「生物学的男性」客による、指名電話や接客の要求…

ホルモン治療や性別適合手術による体型変化、生物学的な骨格などに配慮した「トランスジェンダー女性/トランスジェンダー男性」のための下着は、ニッセンが公式オンラインで販売している。

また、当該男性が来店した女性用下着店を含む、ほとんどの下着ブランドの商品がオンラインでの入手が可能だ。

しかし、「トランスジェンダー女性(生物学的男性)」が「女性専用エリア(試着室)への侵入」や「女性販売員に身体を触らせる/対応させること」に固執するのは、自認の性別が他者に認識されているかを確認するためだという。

「生物学的男性」による女性用下着店への実害については、試着室内の盗撮、商品や試着室内を体液で汚損、女性販売員への卑猥な発言や執拗な接触要求・つきまとい、試着室に侵入した様子を撮影しSNSに投稿する、といった例が多く報告されている。

(※多くの下着ブランドでは、女性客であっても試着室での撮影は原則禁止)

ちーちょろすさんは「女性用下着店」の元販売員。自身も同様の経験があるという。

「私が販売員だった時代は『生物学的男性』のお客様がご来店された際のマニュアルがなく、個人の判断での対応となっていました。平スタッフ時代は(『生物学的男性』のお客様から)指名で電話がかかってきたり、接客を求められていましたが、店長が守ってくださり、自分が店長になってからは、ご入店を確認したら警備員さんに内線で連絡→スタッフではなく自分が対応、としていました。

『生物学的男性』のお客様に対しては、基本的に入店の挨拶のみ、接客する場合はその方が怪しいと思った場合のみとしていました。なぜなら、男性客による盗難、無駄に商品を触るケースも多いんです」(ちーちょろす 下着の魔法使いさん)

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