国産コンパクトSUV人気おすすめTOP10
国産コンパクトSUVでは手軽な街乗り車両としてのニーズが強いため、今回はコストパフォーマンスに優れ、かつ比較的小型の車両を上位に選出しました。
順位/車種名/新車時価格/最高燃費(※WLTC)/新車販売(※2024年)
1位/トヨタ「ヤリスクロス」/204.6万円~(5位)/30.8km/L(1位)/79,600台(1位)
2位/トヨタ「ライズ」/180.1万円~(2位)/28.0km/L(2位)/51,225台(4位)
3位/ホンダ「ヴェゼル」/264.9万円~/26.0km/L(5位)/75,424台(2位)
4位/トヨタ「カローラクロス」218.4万円~/26.4km/L(3位)/74,030台(3位)
5位/ホンダ「WR-V」/209.9万円~/16.4km/L/30,339台(5位/2024.3発売)
6位/スズキ「ジムニーシエラ」/196.2万円~(4位)/15.4km/L/25,848台
7位/スズキ「フロンクス」/254.1万円~/19.0km/L/5,267台(2024.10発売)
8位/レクサス「LBX」/420万円~/28.0km/L(2位)/21,221台
9位/マツダ「CX-30」/266.2万円~/19.5km/L※軽油/13,717台
10位/スバル「クロストレック」/301.4万円~/18.9km/L/-
※車両情報は2025年3月5日時点のガリバー「車カタログ」より引用。外車も同様です。
※表内に記載の順位は、4500mm以下のSUVで①新車時価格の安さ、②燃費の良さ、③新車販売台数の多さを評価したものです。
▽1位 トヨタ「ヤリスクロス」
新車時価格:204.6万円~323.4万円(5位)
WLTC燃費:17.1~30.8km/L(1位)
サイズ:全長4180-4200mm×全幅1765mm×全高1580-1590mm
コンパクトSUVでは2024年の新車販売台数1位のヤリスクロス。サイズはかなり小型で価格も抑えられており、ハイブリッド車の燃費性能はSUVトップの実力です。
小さいながらもシートアレンジがしやすく、スノーボードの板を置くこともできます。「街乗りにも遠出にも使いたい」と考えている場合は、まず候補に入れると良いでしょう。
▽2位 トヨタ「ライズ」
新車時価格:180.1万円~244.2万円(2位)
WLTC燃費:17.4~28.0km/L(2位)
サイズ:全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm
ライズはダイハツ「ロッキー」のOEM車で、サイズが小さく価格も手頃、さらにデザイン性の高い一台です。トヨタ最小のSUVですが、全長の割に全高が高いです。
近距離走行中心なら安価なガソリン車、長距離も走るなら燃費性能の優れたハイブリッド車を選ぶと良いでしょう。最低地上高が185mmあり、雪道にも強いです。
▽3位 ホンダ「ヴェゼル」
新車時価格:264.9万円~377.6万円
WLTC燃費:15.0~26.0km/L(5位)
サイズ:全長4330mm×全幅1790mm×全高1580-1590mm
コンパクトSUVで、2024年の新車販売台数が2位だったヴェゼル。ヤリスクロスより価格は高めですが、車内空間が広く、積載性にも優れています。一人であれば車中泊も可能です。
2024年4月にマイナーチェンジし、現行モデルは静粛性も高いです。性能に大きくこだわらないのであれば、中古で少し価格が落ちたモデルの購入をお勧めします。
▽4位 トヨタ「カローラクロス」
新車時価格:218.4万円~345.9万円
WLTC燃費:16.6~26.4km/L(3位)
サイズ:全長4490mm×全幅1825mm×全高1620mm
カローラクロスは、コンパクトSUVなかでは大きめの車種です。人気が高いものの、今回は運転のしやすさを考えてこの順位としました。
上位グレードではサンルーフを装備できます。また、SUVのなかでは最低地上高が低く、子どもでも比較的乗り降りしやすいです。家族や仲間と遠出する人にお勧めします。
▽5位 ホンダ「WR-V」
新車時価格:209.9万円~248.9万円
WLTC燃費:16.2~16.4km/L
サイズ:全長4325mm×全幅1790mm×全高1650mm
2024年3月に登場したWR-V。サイズはヴェゼルと殆ど変わりませんが、よりアクティブな外観で低コストな一台に仕上がっています。
同価格帯ではライズやヤリスクロスといった選択肢もありますが、WR-Vはこれら2車種よりサイズが大きく、車内空間にゆとりがある点が魅力です。
▽6位 スズキ「ジムニーシエラ」
新車時価格:196.2万円~218.4万円(4位)
WLTC燃費:14.3~15.4km/L
サイズ:全長3550mm×全幅1645mm×全高1730mm
国産SUVで数少ない本格オフローダーのジムニーシエラ。軽自動車のジムニーに注目がいきがちですが、悪路走破性と走行安定性は大きさのあるジムニーシエラのほうが勝っています。
なお、2025年1月末にはジムニーシエラをベースとした5ドア車「ジムニーノマド」が発表されています。
▽7位 スズキ「フロンクス」
新車時価格:254.1万円~282.7万円
WLTC燃費:17.8~19.0km/L
サイズ:全長3,995mm×全幅1,765mm×全高1,550mm
2024年10月発売のフロンクス。発売後3カ月で5000台以上を売り上げ、人気の高さがうかがえます。
全長はライズと殆ど変わらないものの、全幅が広めで車内にゆとりがあります。一方で、全高は1550mmに抑えられており、クーペSUVのようなスタイリッシュなデザインです。高価な分だけWR-Vより装備も少し充実しています。
▽8位 レクサス「LBX」
新車時価格:420万円~720万円
WLTC燃費:26.2~28.0km/L(2位)
サイズ:全長4190mm×全幅1825mm×全高1535-1545mm
レクサスで最も小さいSUVのLBX。サイズの近いヤリスと比べて車両価格が約2倍とかなり高価です。しかしながら、レクサスらしさを凝縮した一台に仕上がっています。
走りはスポーティで、ドライバーのステアリング操作に対して忠実に動きます。また、サスペンションの性能も秀逸で、路面の凹凸も見事に吸収します。
▽9位 マツダ「CX-30」
新車時価格:266.2万円~368.5万円
WLTC燃費:ガソリン15.5~16.2km/L、軽油18.7~19.5km/L
サイズ:全長4395mm×全幅1795mm×全高1540mm
マツダならではの魂動デザインを採用し、上品さが際立つCX-30。CX-3と比べて車両サイズは少し大きく、家族でゆったり使いたい人におすすめです。
全高は機械式立体駐車場に対応する1540mmに抑えられています。遠出をしたい人は、燃費が良く加速力にも優れるディーゼル車を選ぶと良いでしょう。
▽10位 スバル「クロストレック」
新車時価格:301.4万円~405.4万円
WLTC燃費:15.8~18.9km/L
サイズ:全長4480mm×全幅1800mm×全高1575mm
少し高価でサイズも大きいながら、安全性能と走行性能の高さでおすすめのクロストレック。現行モデルのアイサイトは、追突事故のリスクを大幅に低減しています。
また、最上位モデルはストロングハイブリッドシステムや最新の高度運転支援機能アイサイトXも搭載。安全性と快適性、走る楽しさを兼ね備えた一台です。